歴史雑感
一週間前に閾値走久しぶりに行ったんですが、先月の負荷が残っていたのか筋膜炎か軽い肉離れを起こしてしまい、ランオフが続いています。まあ目標とするレースが今年は無いので、特に焦ることもなくじっくり休んでます(苦笑)。 そんな中、考古学関連のニュ…
改めて古墳時代の認識を問われた時に定義を明確できるかというと、つくづく歴史の先生は難しいなと思います。その上でこの教科書の記載は絞り込まれてはいないけど正確だと思います。 「古墳は大量の土を盛り上げてつくったもので、円と四角を組み合わせた前…
土曜LINEで会社の同僚から送られてきました。 コナベ古墳を走ってる?コナベ古墳は奈良県の佐紀古墳群内の巨大な前方後円墳です。自分自身は奈良に行くことはあっても通り過ぎやすくて7年位現地を歩いてなくて近くを2016年の奈良マラソンで走ったのが最接近…
コロナ禍にあって大学の授業においてもリアルな対面が制限される中、露出が多いなぁと感じるのが岡山大学考古学研究室。日課のように考古学関連のニュースをチェックはしているのですが、現地説明会のニュースは全くなくなってしまったし全国的に話題に乏し…
コロナ禍にあり、いろんな活動が停滞しています。まず淡路島への釣り遠征。メンバー老化?により結果的に隔年になってしましたが、今年はコロナで遠征は断念となりました。非常に過酷な釣り遠征なので来年体力的に耐えられるのか(苦笑)。 マラソンは目標見…
来週のヒストリア、発掘に焦点が当てられる模様です。このブログを見られている方の半分位は古墳にご興味がある方だと思いますので、ぜひ7月15日午後10時30~お見逃しなく! 日本全国で、日々行われている発掘調査。地中から掘り出される様々な遺物から、専…
コロナ影響でいろんなことが遅延している中、どうも最近中学始まったばかりなのに定期テストがあるようです。勉強の邪魔にならない程度に教科書を覗いた続きです(笑)。 テストの範囲に入っているのかわからないけど、大宝律令と平城京という頁。奈良時代へ…
しばらくお休みしている間にいろんな話題が。移動解除により久しぶりの出張してきました。東京、群馬、大阪とぐるっと回って来たのですが、JRの大人の休日倶楽部のポスターに古墳を発見。これ吉永小百合さんのシリーズの企画なんですが、古墳が登場とは!と…
歴史の教科書のその後です。びっくりしたのは、奈良時代天平文化の頁の次に神話の頁が2頁あるのです。これは前の頁に、古事記、日本書紀の編纂の話題が入っているので、その中身の解説という意味では、頁展開的に分からないでもありません。ただ現代で無理…
自粛の中、今年度から中学1年になる長男の歴史の教科書があったので、どんな勉強するんだろうと興味本位で眺めてみました。古墳時代はどんな風に表現されているのか?と。そうすると自分の感覚からするととんでもないことで、世界史と日本史がごっちゃにな…
おうちミュージアムという企画が全国的にスタートしています。 この企画は北海道博物館が提唱して全国の賛同された博物館や美術館、図書館がどんどんと企画サイトを立ち上げているというもの。作り方は様々で、元々のサイト内にリンクの場合は、facebookもあ…
自粛期間だからこそゆっくりできる閑話を。近所の公園にある藤棚の花が、満開かちょっと落ち気味?な状態でした。 藤の花が気になったのは何気に観ていたEテレ趣味の園芸。 明日香村とも中継ということで、園芸は趣味ではないけど観てみました。今回が藤の…
今年初めに行こうと思っていながらもコロナの影響で中止になった出雲と大和展。通販で取り寄せた図録を眺めていたら、島の山古墳の出土品で結構な頁が割かれていました。石釧(いしくしろ) 車輪石(しゃりんせき) 出土元の島の山古墳は8年前に訪問しまし…
コロナウィルスから奈良時代の天然痘の連想になったついでで奈良時代について。藤原4兄弟が天然痘でたおれる前の時代に君臨したのが長屋王です。長屋王は、天武天皇の皇子で壬申の乱でも活躍した高市皇子の子です。母親が天智天皇の皇女である御名部皇女な…
高松塚古墳の壁画の修理が完了したという発表がありました。私のブログを見ていただいている方は古墳好きな方が大部分と思いますので解説は必要ないと思いますが簡単にだけ。 高松塚古墳は明日香村にある7世末から8世紀初めにかけての円墳で明日香村内の散…
古墳巡りのPHOTOは当たり前ですが目線からなので、遠目からはただの山、登って撮ってもどこがどうなのかマニアでわかりづらいもの。↓こんな感じ↓ これをどうにかもっと上から撮れないかと思ってトライしたのがドローンで2年以上前(HS160)。この時は超軽量…
来月4月から、東京、京都、奈良の国立博物館が値上げとなります。東京国立博物館は常設展一般620円が1,000円にUP。結構な値上げですが、なんでも運営費用が賄えないらしいですね。確かにバックヤードに保管されている遺物も含めて維持管理しないといけない…
中止になった「出雲と大和展」の図録を国立博物館の通販サイトから入手しました。いけないと分かるとなおさら早めに行ける機会があればと残念感が増してきます(苦笑)。 しばらくは図録見て何とか次の機会があることを祈りましょう。
動向が気になっていた沼津市の高尾山古墳の保存計画が決まったようです。 この古墳を訪れたのが4年前。その前から古墳の保存に関して沼津市は揺れていました。一旦は決定した道路計画を沼津市長の英断で再考へ戻し、保存計画をコンペで募るという策に出た、…
一か月前に今年の陵墓立ち入り調査を予想していました。結果は大外れ。まさか古墳ではないとは。。。近衛天皇陵と後深草天皇を含めた合葬となっている深草北陵です。確かにメジャーな古墳はひと段落した感があったかもしれませんが、まさか平安、鎌村時代へ…
Eテレの番組グレーテルのかまどで、2月17日、源氏物語にゆかりと言うつばきもちの回がありました。 つばきもち?桜餅、柏餅はおなじみだけどつまきもち?源氏物語とどんな関係が?愉しみに番組を観させていただきました。つばきもちそのものは番組サイトか…
石川県の隣福井県にある福井市立郷土歴史博物館で、三角縁神獣鏡のチョコレートつくりというイベントがありまして、申し込んでいたのですがあえなく落選しました。。。当選は12組だけなんですが、どうもかなりの倍率だったようで来年申し込んでも当選するか…
毎年2月下旬、恒例となった陵墓立ち入り調査があります。おそらく今年もあるのでしょうが恒例になるまでは考古学者の大変な苦労がありました。その第一人者が現在は関西大学非常勤講師の今尾文昭氏です。今尾氏は橿原考古学研究所の研究員として古墳研究に…
楽しみにされていた方もおられるのではないでしょうか。国立博物館で1月15日より特別展「出雲と大和」が開催されます。自分自身ぜひ行ってこようと思ってます。関係した展示としては古事記編纂1300年記念として2012年に出雲展がありました。この展示ももち…
考古学のニュースを備忘しておくのが遅れてしまっていたのですが、昨年11月小山田古墳がもっと巨大だという説が出ていました。小山田古墳に関してはこちら。 方墳だと確定したのが2019年2月。1年経つことなくより巨大であると奈良芸術短大の前園教授が新説…
面白いニュースが。橿原考古学研究所に発表で、箸墓古墳をミューオン探査という技術を使って調査するということです。 箸墓古墳に関して再確認したい方はこちらをご覧ください。ちなみに普通に検索すると、"卑弥呼と墓"としての紹介が続々登場します。自分の…
今週は東京へ日帰り出張あり帰路で本屋さんに寄ってみると小林先生の新書が新刊であることに驚きながら購入。東京から金沢への新幹線2時間半が充実しました。書評はというと、小林先生は主張が一貫しているので実は、1冊1冊で何もコメントがないというか…
夏休みに埋蔵文化財センターさんで開催されていたイベントに参加してきました。結構な頻度で体験コーナーは募集しているようです。家内がいつの間にか申し込んでくれていて、7月に行ってきたんですが、8月に焼き上がり引き取られてきたのがこちら。 こちら…
杉谷・・・、と聞いてピクッとした方はかなりの考古学マニアじゃないかなと思います(笑)。この地名で全国区で有名なのは、杉谷4号墳。4号墳は四隅突出型墳丘墓と呼ばれる弥生時代の墳墓です。方墳の角がヒトデのように伸びた独特の形状は日本海側の山陰から…
力作でした!最初の放送が5月29日で録画予約せずに出張して見逃す失態(汗)。再放送の6月11日分を録画して何とか遅ればせながら観ることができました。 コンテンツは、タイトル通り巨大古墳時代に焦点をあてたもの。しかしその内容が深くて、幅広い人たちに…