以前に宮内庁管轄の陵墓参考地の発掘について書いたことがありましたが、最近またまたエポックな出来事が！
たくさんある陵墓参考地の１つで堺市にある百舌鳥古墳群の中の１つが発掘調査の一般公開を行ったのです。百舌鳥古墳群は仁徳天皇の陵墓と比定されている巨大古墳があるところですが、この中でも今回発掘の対象となった御廟山古墳はかなり大きな方になるそうです。
実はこのニュースがあるまで知りませんでした（汗）。
なんでも御廟山という名前の由来は、応神天皇の御廟であるという伝承に由来しているそうです。応神天皇陵と比定されている古墳の他にこの古墳もツバがつけられているという訳ですね。
私も数多くの古墳をチェックしてきましたが陵墓参考地は中に立ち入ることができず写真を撮ってもどれも似たり寄ったりの写真ばかりでマニアとしては地団駄を踏んだものですがこういう発掘が可能性を広げるので期待大です。
現地説明会には残念ながら乳飲み子を置いていくことはできず敵いませんでしたが、再び陵墓参考地発掘があったらぜひ駆け付けたいものです。
しかし考古学は動いていますねぇ。
