最近の日本考古学の進歩としては、陵墓参考地の調査が解禁となったことが自分としては大きいなと感じているのですが、先週、報告書に関しても進化したなぁと思う出来事がありました。
高松塚古墳の報告書がブルーレイディスク付で発売されることが発表されたのです。
高松塚古墳は大好きな古墳の１つですが、残念ながら壁画の傷みが激しく石室は壁画保存のために解体されてしまいました。この古墳には今から１０年以上前に２度見に行ったことがあるのですが、人物画はもちろん、石室上部に描かれた星座にものすごく感動したことを今でも鮮明に覚えています。
その高松塚古墳のＢＤ付の報告書が出るとあってはマニアならずとも手に入れておきたい一品です。しかしその数はわずか２００部。果たして手に入れることができるかが今から心配です。なお我が家にはＢＤディスクはないので今のところは手に入れたとしても宝の持ち腐れになりますが（苦笑）。
発売は６月１日ということなので待ち遠しいです。
