昨年末からBunkamuraで開催されていた「フェルメールからのラブレター展」、
最後となる週末に何とか行ってきました。
フェルメールは17世紀のオランダの画家で最近はいたるところで話題になっています。
今回のBunkamuraでの展示では、≪手紙を読む青衣の女≫という代表作の1つが初来日。
さらに修復作業を終えた後であり、フェルメールブルーと言われる彼が好んで使ったブルーが
本来の色を取り戻したとのこと!
全く関係ないけど、ワイルドブルーと呼ばれ、"ブルー"には並々ならぬこだわりがある私としても、
このブルーを見ないわけにはいきません(笑)。
当日はあいにくの雨でしたが、am10:30過ぎには到着。
もう結構な人たちが来られていました。
序盤は同時期に活躍したオランダの画家たちの画を観賞。
20点程をゆっくり観賞しながら奥の間にある3枚の画。
まず≪手紙を書く女≫
画が光を発するようだと称される画。
確かに遠くからでも輝いていました。
そして≪手紙を読む青衣の女≫
青の顔料はアフガニスタンのラピスラズリを使用しているとのこと。
それほど人は多くなくたっぷりと右から正面から左からとたっぷり堪能。
最後に≪手紙を書く女と召使い≫
奥行きを感じるメリハリの利いた表現を間近に。
フェルメールの作品は30数点と言われていて、
その多くでモチーフが類似しており、わずかな違いや
画に隠されたこだわりを観賞するところがフェルメールの醍醐味です。
自分にとってはマラウィのシクリッドに似ているポイントなんでしょう。
今回の展示でますます巨匠ヨハネス・フェルメールが好きになりました。