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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

怪我の功名

改めて考えてみると、怪我はいろいろ考えさせてくれますね。
今回は回復が長引いたことにより、いろんなことを考えました。
まだまだ仮説であり、本当かどうかわかりませんが思うところを記録します。

◎怪我の発端
左の膝に違和感を覚えたのは年末の練習のとき。
この時はLSDなので脚に強い負荷がないと考えていましたが、10kmほどで嫌な違和感が出て予定20kmのところ半分でやめました。
履いていたのはGT1000。これまで練習では履いたことがなく、何らかの影響がしたと考えています。
この何らかの影響とは?
自分としてはおそらくオーバープロネーション対策ではないかと考えています。
GT1000は、ソールの内側に固い素材が入っています。
これにより、過度なかかとの内側への倒れこみは防ぐことができますが、元々防止の必要がない自分の走り方の場合には悪影響が出たのではないか?

◎重心の後傾
自分の重心をWii測定すると、いつも微妙に後傾なんです。
おそらくランニングフォームにもこの影響は出ているのではないか?
具体的には足裏の重心移動。
ヒールストライクにしろ、フォアフットにしろ、重心移動の最後は、母趾球に乗ることが重要です。
ところが、改めて気にしてみると、自分のランニングフォームは母趾球に乗ってなかったんです。
何となく、交互に足を出しているという感じ。
そうすると、足裏の重心は踵から入り、外側を通って、母趾球へは行かずそのまま外側から流れている状態となっていました。

つまり、元々の母趾球に乗っていない走り方のままGT1000のオーバープロネーション対策の上に足を乗せると、より母趾球に乗らない走り方を強調してしまう結果となってしまっていたんですね。

ここの気づいたのは最近なのでまだ正しいかはわかりませんが、母趾球に乗るイメージを意識すると走りのリズムが良くなるような気がしています。
もちろん膝の悪化の心配も減るような気がしています。
怪我は嫌なもので経験しないに越したありませんが、でもいざ怪我をしてみないとこんな走りの是正には気づかなかったので"功名"と言えるかもしれません。