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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

ストライドとピッチ

ラソンのタイムは、ストライドとピッチの掛け算で出ますが、自分のストライドとピッチを把握している訳ではありませんでした。しかしウェアラブルツールの進化は、研究大好き人間の探究心をくすぐってくれる情報を与えてくれます。

直近走った成田POPランの詳細記録です。

GPS時計ガーミン220Jにて取得しています。

この時は最後苦しい部分はあったしアップダウンが激しいながらも、走りきったと自分では思っているのでデータとしては使えると判断しています。
この時の結果は、
  平均ストライド 1.14m
  平均ピッチ 174歩/分
市民ランナーの平均的なストライドは身長の60~70%と言われています。
自分の場合は167cmなのでそうすると、100~117cmが平均となりこの中に納まってしまってますが、イメージとしてはストライド重視のつもりなので、意外な結果。
ピッチの方は一般的には、180歩/分と言われているのでピッチは低いです。

話題は少し変わり、練習を2週間ぶりに再開しましたが身体はなかなか動かないものの、フルマラソンを経験したことでフォームの無駄が削がれたような気がしています。
休みによりパフォーマンスは落ちていますが、脚の運び方というか、上半身のブレが減ったというか、なんとなくスムーズです。成田のアップダウンも良い経験になったのかもしれません。
気づきとしては、腕の振り方の意識ポイントが変わりました。
これまでも"腕は前にではなく後ろに引くことを意識"はしていましたが、後ろに引く際の意識を肘に置いていました。
この場合、後ろに引く意識ができているように見えて実は後ろに引いているだけで、この動作と脚の運びがバラバラでつなげられていなかったと感じています。
また肘だと後ろに引いた腕に"終わり"を作れなくて引きずられるように肩の支点がずれてしまい、結果として上半身の不必要なブレを引き起こしているという分析です。
分かりにくい言い方ですが引いた"終わり"を作れないと、連動する脚の繰り出しに影響が出てしまいます。
この意識を肘からもっと腕の先の方に持っていくようにしました(なりました)。
見た目からは全くわからない部分ですが、体感的なスムーズさが違っています。

ストライドにしてもピッチにしても上げる場合の鍵は上半身との連動だなと思うようになりました。
少なくとも歩幅を上げて走る練習なんてしても無駄で怪我の元だなぁと。
ちなみにストライドを身長の70%まで上げ=1.17m、ピッチが180歩/分となると、ハーフは100分となります。

成田からの課題ポイントは、腕振り強化となりました。
気づけたことでまた前進!(っと思いたい)