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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

菖蒲池古墳:橿原市菖蒲町(2015.1.18)

以前にチェックしたのは、3年以上前になります。久しぶりに来てみると随分と変わっていました。

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3年前の状態は下にある記事をご覧ください。
忘れましたが現地説明会が台風で中止になった翌日に行ってたんですねぇ。
我ながら体力あります(笑)。
今回行ってみると、石棺には状態をチェックできる機械が設置されてはいるものの再び見ることができる状態となっていました。

この石棺は内側に漆が塗られているという大変高級な造りなんです。
古墳の被葬者はかなりの人物だったと推測される古墳です。
石棺の蓋もかなり細かな造りをしています。
この古墳には石棺が二基あるんですが奥の石棺もかろうじてチェック可能です。

~ここからは過去2011年9月4日にチェックした際のものです~

【2011年9月4日の記事】
朝一番で、長靴の中がグッチョリなるまで、藤原宮跡を堪能した後、足は、昨年同様明日香へ!
今回の一番の目的は鎌足が祀られている談山神社多武峰)と決めているのですが、そこに至る前に立ち寄っておきたい場所がいくつかあるのです。その1つが、菖蒲池古墳。この古墳はかれこれ15年くらい前に一度見たきりなんですが、8月30日にこの古墳の発掘調査の結果が発表され、現地説明会が9月3日に予定されていたのです。残念ながら当初から3日の説明会に参加はできないことは分かっていたのですが、その次の日(4日)に余韻にだけでも浸ろうかな、と話題の古墳に向かったのです。ただしあいにくの台風、残念ながら現地説明会は中止となっていました(貼り紙にて)。ちなみに菖蒲池古墳は、最近の発掘調査により、
・方墳と判明(多角形墳の可能性もあった)
・東辺に沿った空堀による遠近感効果を演出した形状の可能性あり?
とされています。今回の発表以前より、
・石棺が見えることで大変貴重な古墳であること
・古墳の位置が、ただものではないこと!(詳細省略)
で注目な古墳ではありました。時代が鎌足不比等よりはかなり古く、今回の旅とは直接関係はありませんが、ニュースで話題になった直後で通り道でもあったので、ぶらりと立ち寄ってきました。それにしても雨が残念!!!

ちょっとわかりにくい道を左折し注意していると古墳の標識を発見。

車をとめて長靴にはき替え(グッチョリだけど)、10mほど脇道に入ると立入禁止で行き止まり。

何とかのぞこうとするもブルーシートで覆われていて全く見えず(当然といえば当然)。

石棺の写真の写真を撮って立ち去りました。

この時は台風の中古墳巡りをしてたんですね(苦笑)。

■菖蒲池古墳
■場所 奈良県橿原市菖蒲町
■形状 方墳と推定
■規模 一辺30m
■築造時期 7世紀中頃