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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

九十九里浜Run!(4度目の挑戦)

過去複数回チャレンジしている九十九里浜に向けての無謀なRun挑戦。
1回目:膝痛で撃沈したレポート
この時は故障気味なのにSTARTが浦安と本当に無謀だった。


2回目:万全で臨んで撃沈したレポート
満を持して挑んだが完全に力不足だった。


3回目:暑さと頭痛で撃沈したレポート
距離を大幅に短縮して横断とは言えないところから挑むも暑すぎた。


これだけの失敗を重ねつつ諦めずにチャレンジした九十九里浜までのRun。今回と同じコースで挑戦し挑戦し撃沈したのが2回目でちょうど一年前、そしてその後走り納めとして30kmを行って今年早々脚の張りがとれず、東京マラソンに向けての練習が全くできなくなってしまった因縁の挑戦(苦笑)!!

3月に静岡マラソンが控えているので無謀なことをするタイミングはここしかないということで12月19日挑戦してきました!
ただし今回は浦安からではなく距離を縮めて(約30km短縮)、千葉市から片道40km弱の必達チャレンジです。房総横断と言える最短のコースで必ず成功させる意気込みで臨みました。
門前仲町から東西線総武線と乗り継ぎ千葉駅へ。


しかし千葉駅からスタートというのは厳密には房総横断とは言えないのでまず海を見に!序盤で疲れはしませんが陸橋渡ったりと意外とスタートまでに時間を使いました。
千葉ポートパークからいよいよ出発!

2km地点

まずは来た道を戻り千葉市街地へ。去年は30km走って辿り着いたところに楽勝で到着(笑)。この30kmの余力をもって東金街道を進みます。
千葉市からだとほぼ1本道なので途中で道を確認する必要もなく記憶を昨年を思い出しながらRun!

10km地点
昨年見た川を発見!

脇道に入って川の中を覗きこむと今年は50cmほどの鯉を2匹見つけることができました。この日は気温も上がっていたので活性が上がってたのかな?
またしっかり覗きこむ余裕があるので、川底が関東ローム層由来の砂泥なんだと改めて興味が。石川県にはこんな川はありません。

その後どんどんと風景が変わり、刈り取られた田んぼと山が続く緩やかな登り坂を進みます。登り坂と言ってもほとんど体感することはないレベルなので息が乱れることはありません。

18km地点
昨年断念した思い出深い分岐に到着。

昨年は日が傾き始めた時間に到着となり、断念しないといけなかった分岐ですが今回は時間も余力もある状態でまっすぐ前に進みます。
ここからは未知の領域となります。
そしてハーフの通過が2時間15分。
昨年より15分速いペースで進行。
まだまだ元気!
っと思いたかったのですが徐々に体力は消耗してきていて、何かと標識を気にするようになっていました。でもなかなか九十九里という単語が見えてきません。

っで初めて見つけた標識が27km地点。

出た来た!九十九里浜!!
もう山道ではなく、市街地に入っています。この標識で元気を取戻し、海岸までラストの直線を示す標識でさらに元気を取り戻します。

ただラストスパートをかけるところを見誤り、
29km 5分28秒
30km 5分18秒
31km 5分25秒
32km 5分18秒
と今回のRun最高LAPを出しながらも残り5km残っていて、ここから脚が止まってしまいました。。。
もう少しの所で体力を使い果たしボロボロになり、細くなる道をひたすら進みます。
通りすぎる人がいない風の強い道を残り5km、GPSを頻繁に見て耐えながら前に進みました。砂混じりの畑?がなんとなく哀愁あって、脇道を歩く気持ちをよりマイナスの方へ誘います(苦笑)。

それでも数キロ砂浜へ向かう道をひたすら進み、

ようやく到着!!

九十九里浜に辿り着きました。

房総半島を自分の脚で横断成功!
4回目の挑戦でようやく成功できました。
こんな挑戦をする人は少なくともこの日は自分だけだろうと感慨にふけりながら、海を眺めて一息つきました。

距離にして、約37km。時間は3時間57分。
山越えすること、そして帰りの最寄の駅まで約11kmあることを考えると、日帰りでは今の自分には限界の挑戦だったと思います(去年は無謀すぎた)。
年の瀬の九十九里浜にはほぼ人はいなかったですが、1件お店が開いていました。

海を眺めたあとは、海岸近くのお店で巨大天丼をいただき、消費したカロリーをしっかり摂って、東金駅まで歩く帰路につきました。

後ろのビールジョッキとの比較で巨大さがわかるでしょうか?

疲れ切った帰路はバスに乗ろうと心が折れかけましたが、何とかふんばり地力で駅まで到着。
このGPSのトレースを作るために頑張った房総横断。
掲げた目標を達成することができました。