前橋の古墳の備忘が途中だし、その前の宮崎の西都原の古墳も全部書ききれていない中、新たに百舌鳥古墳群を見てきました。
●大仙陵古墳（仁徳天皇陵） googleマップより
こちらの備忘は改めてと思っていますが、実は現地に赴き改めて気になったことがありました。それは、陪塚の配置に関してです。陪塚は、主墳の臣下の古墳であったり、副葬品を埋葬したりする主墳の周囲にある古墳のことです。
大仙陵古墳の前方部を歩いてみると、陪塚の間隔のいびつさに気づきます。
改めて俯瞰図で確認してみてもバランスが悪いんですね。
どう考えても、１基足らないというか。
周囲には、くびれ部や後円部の周辺には偏りある配置が見られますが、この前方部の配置はどうも気になってしまいました。
この点に関して堺市博物館さんに問い合わせをしたところ、非常に丁寧な返信を頂戴しました。
内容は仮説を含めたものであり公開は控えたいと思いますが、考え方としてなるほどと思える内容でした。
ありがとうございます。
百舌鳥古墳群の備忘は改めて。
