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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

メトロノームトレーニング

秋のシーズンに向けて5月からフォーム改造に入っています。
問題は、30km以降のハムストリングスの痙攣です。
PB更新を狙った静岡マラソン2017でも後半痙攣により断念となりました。
この点への克服のテーマ設定として筋肉を使いすぎないフォームを会得することを今シーズンの課題としています。
5月は、着地にこだわって骨で着地する意識で走りました。
この過程では、従来使ってなかったのかより上半身に近い筋肉に疲労が溜まったので、脚の筋肉を使いすぎたフォームになっていたんだろうなと
対策としては的を得てるんじゃないかと思っています。

5月で意識をしたランニングができるようになったので6月はリズムづくりに入ることにしました。
自分の場合はピッチが必ず後半落ちてくる傾向があります。
今のところその原因を、前半に脚の筋肉を使いすぎるフォームであるとみています。
この克服のためにメトロノームアプリを利用することにしました。
ランニングにこういうのが使えるというのが本当に便利ですね。
いつもは平均ピッチが176~178位なので、まずは180を目指すようにセット。

この音を聞きながら走り始めます。
最初は無理なく対応できていたのですが、微妙に遅れそうになります。
これがピッチ178と180の差でしょうか(苦笑)。
わずかのことですがリズムが乱れます。

この乱れを修正しようとすると、5月に身体に染み付けたはずの着地がまずいことに気づきます。
着地の後が遅いというか、着地後に脚が流れていると微妙にメトロノームのリズムに追い付かないんですね。
結局180に合わせるために、着地と蹴りがほぼ一緒なような動き方にならざるを得ない感じです。

今回は追い込んだ練習ではないので、リズム合わせ重視で成り行きで走っていると、ペースはおおよそ5分15秒/kmでした。

ちなみにLAPとしてははるかに速い葛西ナイトマラソン2017春のデータと比較してみると
メトロノームの効果は一目瞭然!

今回の普通の日常の練習はピッチを180以上に保てているのに対し、
葛西のデータはSTARTからみるみるピッチが落ちているのがわかります。
これじゃタイム伸びませんね(苦笑)。

メトロノームを使った練習は、単にピッチの問題だけではなく、フォームの改善も強制されるので非常に有効だと思いました。