霧島神宮からの帰路、この日でレンタカー返して宮崎空港から飛び立たねばならないのでもうあまりチェックはできません。そんな中、元々目的地にしていなかった霧島東神社に立ち寄ってきました。
予備知識が全くなく行き当たりばったりで調べてみると、霧島山信仰の霧島六社権現と称される神社の1つとのこと。
通り過ぎようと一瞬思いつつも何となく気になりUターンしてチェック。
結構な勾配を進むとなんとなく違う空気が流れているように感じられます。
これは期待できそうと思いつつ、脚を進めました。
霧島東神社は、霧島火山群で出来た火口湖(=御池)を見下ろす場所にあります。境内を進む石段からは御池を眺めることができました。
御池チェックしたかったですが時間なく断念。
霧島神宮の賑わいと比べるとほとんど人がいなく、ごくごくわずかな参拝者とすれ違う際に軽く挨拶をし、静寂な石段を進みます。石段だけでも素晴らしいので残り四社も見たかったと思いつつ、神門が見えてきました。
通り抜けると社殿が見えます。
お賽銭箱に変わった紋があるなと思ったら至る所にありました。
これ、輪宝と言って仏教由来のものです。だから霧島六社権現か!ここで自分自身で勝手に納得。
「権現」というのは仏様が日本の神様の姿で現れるという意味なんですが、霧島東神社は元々「霧島山大権現東御在所之宮」と呼ばれ霧島修験者たちの拠点だったと駐車場まで戻ると説明文に書いてありました。しっかり予習して臨むのが良いんでしょうけど、予備知識無しでの訪問はちょっとしたことに驚けるのでこれも良しとしましょう(笑)。
予定外のチェックとなりましたが、御池を見下ろすシチュエーション、境内の空気、石段、どれをとっても素晴らしい神社でした。