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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

ティラノクロミス マクリケプス

Tyrannochromis maculiceps
マクリケプスという種名は現在は、マクロストマのシノニムとされています。ただし2000年ごろの第●次シクリッドブームの際には、マニア的には俗称であっても個体差を愉しみたいため、"マクリケプス"という名称がしっかり区別されていました。

今現在流通状況は情報が乏しくなってしまったこともありますが、ティラノクロミスについては、ニグリヴェンター、マクロストマ、マクリケプス、ポリオドンが混同された名称で販売されています。

ちょっと腕が錆びついてますがもしシクリッドの鑑定依頼があれば遠慮なくどうぞ!笑

個体の特徴をとらえておくため発色前と発色後のPHOTOを掲載します。
●発色前
5枚掲載した内の最初の個体は、迷うタイプです。こういう個体がいるためシノニムとされるのでしょう。ただ他の個体は分かりよいです。

 

 
●発色後

発色個体にまで成長すると、マクロストマとの体形シルエットに差が出てきます。通常マニアが入手する際は若魚段階であり、この点も識別が難しいところです。 

本種は見た目とは違って神経質な面があります。混泳ではなかなか完全発色には至りません。薄い体形からクリスティに近い性格だと推測されます。

最大サイズは25cmというところでしょうか。そこまで到達させるためには、大型水槽でしっかり運動と給餌を両立させることが重要です。これがなかなか難しいところ。
あとは、頭部穴あきにもなりやすい種なので日頃からの観察も重要です。