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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

ディミディオクロミス コンプレシケプス

 Dimidiochromis Compressiceps

東南アジアブリードの幼魚が盛んに見られるポピュラー種ですが、独特の体型は色褪せることなくアクアリウム全体と考えても魅力をはなっているのではないでしょうか。私自身、近所の一般SHOPで本種を購入して以来、数匹の本種を飼育してきましたが、好みの個体がいると押さえたくなります。最近ではマラウィシクリッドも品種改良種が流通するようになりました。これはアウノカラ属で見られますが、本種は以前よりアルビノも固定され流通していたり、ロングフィンタイプとしてコメットのような姿の改良種が見られたりしています。 ワイルド種に関しては、非常に入手が困難です。

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上記PHOTOの左の個体は、MbambaBayの個体で下顎の角度が顕著な個体でした。しかし本種のような回遊タイプではなく定着している種は体型にばらつきがあるものですから、"どういう体型だからワイルド種らしい"とは一概には言えないようです。

ちなみに私はこちらの個体(この個体はマイアミブリード)のような、鉤鼻に近いシルエットが好きだったりします。

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また最近ではgold(イエローと言った方が適切かも)と呼ばれる黄色味の強いタイプも輸入されるようになりました(ただしこのgoldというタイプのオス個体がどのように発色するのかは見たことがなくわかりません)。 飼育に関しては、ある程度のサイズになりますから他の大型種との混泳は可能です。ただし個体差であったり混泳他種との関係がありますから、例えばフィルタのパイプなどに隠れていたりした場合は、それがストレスなのか否かを注意深く観察する必要があります。発色に関しても同様と言えます。元々発色しやすい方ですから、ある程度のサイズになってもオス確定でありながら気配がないようでしたら環境を変えてみる必要があるでしょう。こういう環境変化がトリガーとなって一気に発色する場合は多いです。