Slow Life Slow Fish

サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

キロティロピア ローデシー

Chilotilpia Rhoadessii

f:id:wild-o-blue:20180205043408j:plain

f:id:wild-o-blue:20180205043411j:plain
古くから紹介されている種で以前であればブリード個体が見られましたが、現在はブリード個体を見ることは少なくなりました。逆に専門店に入荷するワイルド個体の方が見る機会は多いかもしれません。本種の特徴である口元はワイルド個体こそ本領発揮と言えますから、この環境は本種の魅力を確認するという意味では歓迎できることと言えます。 特徴のおちょぼ口は、小さな貝を砕いて食べるためと言われています。ちなみに私はタンク内でこういったシーンを見たことはありません。

f:id:wild-o-blue:20180205043414j:plain

性格的には混泳に向いていて、同等レベル同士であれば他魚を虐めることはないでしょうし、貝を食べる食性を再現できないとしても、浮上性の餌にも難なく餌付きます。 コニングスの4thによれば、本種は大きな群れで生息しているそうです。そして割合浅いエリアにいることが普通でありながら、深場にはとても大きなサイズの本種がいると書かれています。そのサイズは何と30cm!もしそれだけの大きな個体であれば一度見てみたいものですが、水深100mものエリアになりますから、まず確かめることはできないでしょう。 フォトの個体は、かつてアフリカントレーディングから1匹だけ入荷した個体です。当初は発色していませんでしたが、一度発色しますとその後は、完全発色状態を維持してくれました。混泳状態のフォトも掲載しましたが、特に臆することなく状態を維持しています。決してシャープな印象はありませんが、愛嬌のある姿を楽しむのもオススメです。