3月末から4月にかけて体調を崩してしまいまして、元々ランオフ期間としていたのが本当に走れない期間になってしまいました(汗)。フルマラソンとハーフを1か月間で走ったのが免疫低下してたのかなぁと。風邪と花粉症が一気に来た感じでした。
その間に、富山の宇奈月温泉に家族と行ったりと楽しんではいたんですが。
宇奈月温泉でタップリ癒された後、立ち寄ってきたのが魚津埋没林博物館。
家族には非常に期待値が低い博物館でしたが、宇奈月温泉からの帰路に遊ぶところもなく、消去法で何とか訪問OKとなりました(笑)。
ちなみに自分自身は大学の時以来なので実に30年ぶりとなります。
埋没林とは、博物館内にあったパネルから。
こんな感じで1000~2000年前の木が残っているというものなんですが、博物館としての施設がすごいんですね。その感動が大学時代のまま残っていて改めて家族でチェックとなった訳です。
30年ぶりの博物館は記憶から随分変わっていて、料金も高くなり(当たり前だけど)、キレイになっていました。
こんなエントランスは記憶になく、さらにカフェが併設されていて結構たくさん若い方々が来ているんです。ほぼ無人と思っていたのにこれはびっくり。
施設の中で魚津の名物蜃気楼の解説などを見た後は、いよいよ埋没林の保存施設へ。結構厳重な管理になっています。この中に入っていくと記憶にある埋没林が登場。上から見るとこんな感じ。
埋没林を巨大なプールで保管してあるんですね。さらに正確に言うと巨大水槽の底は実際の地盤を使っているということで、自然の湧き水がプールに流入するという設計。そしてプールの水は元々埋没林が埋まっていた地域の伏流水を注入しているという保存へのこだわり。
ここまでするかという保存環境です。この環境維持を考えたら現在の入場料は激安でしょう。階段を降りると窓から水中を見ることができます。
そこは泥が溜まっているのではなく元々の地盤なんですね。
巨大な埋没林の迫力がたまりません。
さらに、魚津だから?ということか窓からの見え方に蜃気楼の解説が組み合わされていました。なんでも角度で蜃気楼になるとかかんとか書いてあったんですが、ここはあまり興味がなく素通り。
ただし画像的には上に埋没林が映り、神秘的な画像が撮れました!
埋没林そのものより映り込みが家族には好評(笑)。
じっくり見てから、水中じゃない展示もあったのでその先も確認。
魚津埋没林博物館は、30年前の記憶よりはるかに拡大してました。
こんな三角の展示施設ができたりと、魚津に行ったらお立ち寄りをお勧めできる博物館です。
魚津埋没林博物館