ランナーは距離感覚が麻痺しているもの(苦笑)。
例えば以下の配置。
岡山駅から造山古墳までの距離はスマホで14kmと出ました。普通なら電車で行こうと思うところをランナーは走ってしまいます(笑)。吉備津神社から次は造山古墳へ向かいました。
吉備津神社からの道はどんどんと田園風景に変わっていきます。幹線道路を通りつつもちょっと小道に入ると用水があって、水量が豊富で魚が泳いでいます。本当に岡山の水はいいですね。造山古墳へ向かう途中で用水でナマズを発見。
こんな感じで、水温が高いためか日中の流れ込みにナマズが集まっていました。ロッド持ってなくて残念。。。ともかくアクアリスト的にも満足な吉備路を進みます。途中で若干道に迷いながらも、ようやく造山古墳を目の前に発見。
巨大なので古墳というよりは山にしか見えません。ちなみに大きな古墳の近くには多くの場合、その土地の大きな河川があります。逆に河川があれば古墳があり得るといえるかも。
徐々に近づき間際に来てのカット。
どこが古墳か写真からはよくわらないですね。造山古墳は全長350mと全国第四位の規模を誇りますから当然と言えば当然、普通に山です。どんな古墳かは接地されていた説明版から。
この規模になると、前方部が結構長いですね。
Runして滝汗の中さっそくのぼります。
ただ巨大すぎて写真がよくわからないカットになってしまいました(汗)。
写真ではすごさが良くわかりませんが、改めて造山古墳のすごさを。この古墳は全長約350mで全国第四位の規模。さらに墳丘に登れる古墳としては最も巨大な古墳と言えます。この規模の古墳が岡山にあるというのが古代史の魅力につながります。
また面白いことにこの古墳と相似形にあるのではないか?という古墳が存在します。
その1つは伝履中天皇陵こと上石津ミサンザイ古墳。
こちらは第三位の規模を誇る巨大古墳。何と3位と4位が相似形?それも大阪と岡山で?どうも最新の研究では、微妙なところで異なる点があり同一規格ではないという結果も出ているようですが、これだけの規模で形が酷似しているというのは不思議ですね。またどうも宮崎西都原古墳群の女狭穂塚古墳も企画が相似形にある模様(こちらは2回もチェックに行っているのに備忘レポできておらず)。
一体吉備の古代とはどういう世界だったのでしょうか?
ちなみに3年前に発掘ニュースがあり当時わくわくしながらblogを書いていました。
今回は時間がなかったので周囲の陪塚はチェックできなかったし、もう1基岡山の巨大古墳である作山古墳(さくざんこふん)にも行きたかったし、楯築遺跡にも行きたかったですが、時間も体力もないので断念。
20数年ぶりに赴いた巨大古墳だけをとにかく目に焼き付け帰路につきました。