つくばマラソン2019の心拍数がレインコートにより序盤上がりすぎたという仮説。他のレースと比較してみました。比較は一か月前にPB更新した金沢マラソンと2年前のつくばマラソン。
こうやって振り返ると、2年前のつくば頑張ってます。20kmで160到達し60分走って32kmで力尽き欠けたのか少し心拍数落ちて、ずるずる落ちかけるところを36km以降も踏ん張って心拍数上げ続けても走り切ったという感じ。当時のPB更新でした。
金沢マラソンは一瞬160があるもほぼ160未満で終始走り切ってラスト余力を出し切ってサブ3.5達成。
対して今年のつくばは、確かに序盤で上昇しているけれど、2年前はもっと早く上っているし、その後も上昇傾向が続いているのでそれに比べれば楽だったはず。
視点をピッチに変えてみます。自分の場合苦しくなるとピッチが落ちてストライド踏ん張ってペース維持の傾向があるのでこのグラフがどこでバテてきているか一目瞭然。
金沢は31kmまで思い通りという感じ。2年前のつくばも似たような状態。違いは実力アップ分だけ(笑)。対して今年のつくばは、グラフがなんか忙しい感じで前半もジグザクしてます。金沢の10kmまでがジグザグしているのはアップダウンがあるコースなので異常ではないとして、今年のつくばは12~16km辺りでバダバタしているし、20km未満で実はバテかけていたようにピッチからは見えます。
20km以降ピッチ落ちた分をストライドで稼いでペースは維持していたけど持ったのは5kmで25km以降は完全に止まってしまったという状態。
その視点で心拍数グラフを再確認すると、20~25kmで上昇して力を使ってしまっているように見えます。160未満だから本来なら余裕のはずなんだけどそうじゃなかったってことですね。
改めて反省するとするなら、
心拍数をMAX値まで使える準備ができていなかった?
2年前のつくば一週間前は上尾シティハーフを走って心肺追い込みました。結果少し疲労は残ったかもしれないけどPB更新できました。
1か月前の金沢一週間前はじょんから10kmを走って途中完全にバテたけど心肺の追い込みは十分でした。
今回は1週間前に岩本式ビルドアップにチャレンジするも結果途中で断念。ビルドアップの3段目で心肺の追い込みが十分に出来ませんでした。ただしこの時はそれでも平均441だったので、まあ十分かなと思ってしまっていたのですが、あと20秒早いLAPに入れないと質を維持した練習にはなっていなかったってこと。
当初はレインコートを脱ぐタイミングが大きな要因かなと思ってましたが、直前に心肺を追い込む練習をやらないと、今目指しているタイムは達成できないんだなと思い直した次第です。よくマラソンのガイドには直前は量は落としても質は維持と書かれていますが、これを実感した感じです。
これがサブ4の練習とサブ3.5以上を目指す練習の違いということかなと。
果たしてどこまで記録指向を続けるかは未定ですがまだPB更新はこの先も十分できると思うし、こうやって仮説でも課題が見えたので次のレースへ反映させたいと思います。まだ決まってないけど。