足かけ3年、西都原古墳群の第2古墳群レポです。
第2古墳群は横に長いです。右の駐車場に車を停めて正面に登場するのが83号墳。
83号墳
冬で草が枯れていると、古墳の形がよくわかります。それにしてもなんて流麗でしょうか。この古墳なかなか大きくて、全長84mと第2古墳群で2番目の大きさを誇る柄鏡式前方後円墳です。
90号墳(大山祗塚)
続いて第2古墳群最大のオオヤマツミの古墳に向かおうとすると、結構離れた場所に石碑が。
さすがオオヤマツミ、別格扱い。古墳に近づくと前方部脇になにやらしめ縄したエリアが。
これはなんなんでしょうかね?説明がなく良くわからず。
古墳のシルエットは83号墳とほぼ同じ。一回りこちらの方が大きいです。オオヤマツミは女狭穂塚古墳の被葬者とされるコノハナサクヤヒメの父。西都原ガイダンスセンターにあったポスターで改めて登場人物の整理をしておきます。
ポスターではイザナギとイザナミの子となっています。これは古事記の記述で日本書紀は少し違うんですが、コノハナサクヤヒメの父には変わりません。ちなみに後方部にある階段を下りていくと、コノハナサクヤヒメが祀られている都萬神社へとつながっています。娘が大事で仕方ないんでしょうか(笑)。
後方部右側からのPHOTO。
目を先にやると、道沿いに91号墳、その先に92号墳が見えます。
左手前が92号墳。
その奥が92号墳。
古墳が柄鏡式で同じ形をしているので、後から見返しても何号墳だったかが本当に難しい。300以上古墳あるので当然なんですが、目印になるものも写真撮っとかないと収拾つかなくなります(苦笑)。
つづく。