大学の博物館というと数年前のマツコの知らない世界で一躍有名になりました。確かその時の番組で第1位だったのが明治大学だったかなと。確かに明治大学の博物館は必見だと行ってみて実感しました。
今回は同じマツコの知らない世界で紹介されていた、東京農業大学の"「食と農」の博物館"に訪問してきました。この博物館に行ってみたいと思ったのは日本酒。
どうやら日本の酒蔵の次世代の方々の8割が東京農業大学で学んでいるということなんですね。現代の日本酒造りの源が東京農業大学ということで、考古学から縁遠そうな博物館ですが行って来ました。
場所は田園都市線用賀駅から徒歩20分というところでしょうか。小田急線経堂駅からの方が若干近いかも。
まず登場するのが鶏のオブジェ。農業大学の博物館なので鶏いても当然なんですけど巨大でリアルでした(笑)。として確かに入ると鶏の膨大な剥製が。
あまり興味がわかず素通り(笑)。ここは2階で下を覗くとトラクターが飾ってあります。農業って感じ。
鶏の剥製を通り過ぎたあとは、いよいよ日本酒コーナーへ。
この壁一面の日本酒の並び!圧倒されます。
まだまだ飲んだことの無いお酒の瓶が膨大な数並んでました。博物館ということで歴史的な酒器も展示されています。
東京農業大学の博物館侮れません!!
ちなみに卒業生の酒蔵パンフもたくさん置いてありました。
東北が多い感じですかね。
自分自身は今は純米酒が好みでいろんな銘柄から純米を選んで飲むことが多いです。
ちなみに博物館では試飲コーナーはありません(笑)。
あとはこの博物館は古代魚も攻めている?感じです。研究領域がどこまでなのか予備知識をもってなかったのですが、シーラカンスの模型や、古代の魚類の化石の展示がありました。またこんな水槽が入口付近に。
これナイフフィッシュと呼ばれる古代魚の一種です。水槽が90cmで小さめですが久しぶりに熱帯魚水槽が見られて気分が柔らかくなりました。
無料でカフェも併設されていて終日賑わっている雰囲気でした。日本酒ファンにはおススメな博物館です。
「食と農」の博物館
https://www.nodai.ac.jp/campus/facilities/syokutonou/
〒158-0098 東京都世田谷区上用賀2-4-28
TEL 03-5477-4033