2019年末最終日の仕事を終えた翌日、時間があったので房総の方まで足を運んできました。行き当たりばったりで電車に乗りながら決めた最初の行先が今回の古墳です。どうも五井から小湊鉄道で一駅らしいのですが、タイミングが合わず歩いていくことにしました。
この日朝20km走ってるだけど元気に(笑)。ちなみに道路からなので線路に立ち入っての撮影ではありません。約30分位で上下諏訪神社という神社に到着しました。
古墳はこの境内にあるらしいので、奥へ進みます。境内は台風19号の傷跡でしょうか、結構荒れたままで残っていました。
さて古墳は?と見渡すと左右にそれらしい小山を発見。まず右へ向かうと、古墳の上に祠が建てられていました。
諏訪台10号墳
どうもこちらが10号墳(円墳)のようです。
立入禁止?のロープがあり墳上へは行けませんでしたが、結構大きな円墳で保存状態もまあまあなように見えました。この手の祠が建っている古墳は結構後世に手が入れられてしまっているので本当のところはよくわかりませんでけど。
諏訪台9号墳
次は向かって左手にあった古墳です。こちらは大きな樹木が茂っていてもう古墳内部はかなり崩れているような感じ。発掘調査したくてもできない具合です。
さらに東北の山の信仰のシンボルとなっていたのでしょうか、月山、羽黒山、湯殿山に見立てられています。
事前情報としては前方後方墳らしいのですが、見た感じは原型を留めておらずよくわかりませんでした。
諏訪台古墳群には元々100以上の古墳があったということです。中でも11号墳という前方後方墳が想定される築造年代からも貴重らしいのですが見つけることができませんでした。行けばすぐにわかると思ったんですが甘かったです。
帰路も微妙にタイミングがあわず小湊鉄道には乗らずに歩いて戻りました。
□諏訪台9号墳
■千葉県市原市諏訪
■形状 前方後方墳
□諏訪台10号墳
■千葉県市原市諏訪
■形状 円墳