博多に仕事で行く機会は頻繁にはないのですが、昨年末に住吉神社の真ん前のホテルで一泊だったので朝お参りした備忘です。
前日がかなりの移動距離で博多に到着したのが夜8時過ぎ。予約してあったもつ鍋おおいしさんへ駆け込みお疲れさん会。
次の日もしっかり仕事あるので長居はしないようにと言いつつ、本当に美味しくて、話もはずみしっかり〆のおじやもいただいきました。さらには博多一幸舎さんでラーメンも。
これだけ食べたので翌日は大濠公園まで足を延ばしてRUN。土地勘がないのでスマホ頼りで向かうと結構距離があり、16km程走ることになりました。
前置きがかなり長くなりましたが、この流れの中で朝のランニングの帰りに向かったのが博多の住吉神社です。
住吉神社について簡単に説明入れます。全国に住吉神社は存在し、自分の地元石川県では小松安宅に住吉神社があり、能登輪島にも住吉神社があります。
全国には2千数百社の住吉神社があるらしいです。その住吉神社の頂点にある三社が、
・大阪の住吉大社
・下関の住吉神社
そして
・博多の住吉神社です。
簡単な住吉神社の理解としては、海の神様を祀っています。海岸線近くにあるのはこの理由からですね。博多の住吉神社で祀られているのは、
・底筒男命(そこつつのおのみこと)
・中筒男命(なかつつのおのみこと)
・表筒男命(うわつつのおのみこと)
併せて住吉三神と呼ばれます。この住吉三神は、イザナギが黄泉の国から戻って禊をした際に生まれた神々です。ただ同じように禊により生まれた神として綿津見三神という神々がいます。こちらは
・底津綿津見神(そこわたつみ)
・中津綿津見神(なかわたつみ)
・上津綿津見神(うわわたつみ)と呼ばれます。
綿津見の神々と住吉の神々はすごく似ています。
ちなみに「わたつみ」というと奄美からメジャーデビューした元ちとせさんの「ワダツミの木」が連想されます。
さらに書くと海の神というと、宗像三神も外せません。
宗像三神は
・沖津宮・沖ノ島
・中津宮・筑前大島
・辺津宮・宗像田島
と玄界灘の海路にプロットされた神々です。
住吉の神々、綿津見の神々、そして宗像の神々、これらはどんな関係になるのか?なんとなく関係ありそうですが、考古学では答えは出せません。
脱線しましたが、住吉神社に戻りましょう。大濠公園で結構追い込んだので結構脚がダメージ残って到着しました。人はほぼいなく静寂でしたが、通勤の方が念入りにお参りしてから仕事に行かれるのが印象的でした。
アクセス良いところですが、朝早くは人がいなくてゆっくりお参りと写真撮影ができました。
お参りしてから仕事に行けるというのは凛とした気持ちになります。