Slow Life Slow Fish

サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

中学1年生の教科書を見てみた-2-

f:id:wild-o-blue:20200529213922j:plain

歴史の教科書のその後です。びっくりしたのは、奈良時代天平文化の頁の次に神話の頁が2頁あるのです。これは前の頁に、古事記日本書紀の編纂の話題が入っているので、その中身の解説という意味では、頁展開的に分からないでもありません。
ただ現代で無理に神話の話を歴史の教科書に入れる必要はないかなという感じですね。

内容は、イザナギイザナミから入って、スサノオの反乱、天照大神の天岩戸の話、そしてニニギへつながる流れ。間にオオクニヌシノミコトが登場。

歴史の教科書には全く不要な内容。
コロナ時間制約で要点を絞る必要があるなら削除で良い内容でしょう。

時系列で"たまたま日本書紀の編纂が行われただけ"と中学生の教育なら考えればよいでしょう。その後の頁でも、ヤマトタケルがとか、延々神話の世界が繰り広げられるので子供の復習のタイミングでは、大局的に奈良時代前後を家庭内講義したいと思います(笑)。

自分としては、コロナ話題含めて歴史は必ず現在との比較が感覚的に捉えやすいかなと思っています。特に奈良時代は短い期間の激動なのでどんな切り口でも勉強になりますね。ただ教科書では、大仏と鑑真でほぼ終わりなので面白さをこれで伝えるというのは先生にとっては大変難儀な作業でしょう。