三重総合博物館に行ってきた備忘を。津駅から歩くと20分位でしょうか。普通はバスに乗るんだと思いますが一応ランナーなんで移動は自分の足でまず考えてしまいます(笑)。予備知識なく歴博じゃないけど少しは考古学ジャンルもあるだろうと軽く立ち寄ってきました。
感想は、う~ん、もっと出来ることはあるんじゃないかと。。。
建物は大きくて立派で入館前はめちゃめちゃ期待したんですが、展示がなんというか、本当に「展示」。
貴重な化石は化石としてもっと化石の周辺の情報で伝えるべきことがあるんような。
三重ならではジャンルが豊富にあるんですが、素材を活かせてないというか、自然科学か社会科学かの追求の方向性に揺らぎがあるのかな?
とにかく展示を観ていて物足りなさが残ります。
自分が「おっ!」と思った1つがこれ。
辰砂の鉱石。これ考古学では古墳の埋葬施設で使われるものですが現物を見ることがなかなか無く、写真を撮ってしまいました。
訪問後に博物館設立の経緯を確認してみると三重県知事が替わるごとに方針が変更され、博物館建設までの紆余曲折が大変だったそうです。ハコモノにしないと言いながらも、方針が揺れ動くとなかなか難しいですね。
っといろんな想いが巡る三重県総合博物館訪問でした。