群馬県は古墳が本当に多くて、保存状態も良く、さらに立ち入り可能な前方後円墳がたくさんあります。今回訪問した大鶴巻古墳は123mと大きな前方後円墳です。さらに周囲の周堀も保存されているため盾状の墓域全体となると大変大きな古墳です。
高崎エリアを空撮する際は申請欠かせない古墳の1つですが今回は歩きでのみ。さらに今回は時間がなくて、近くにある浅間山古墳、小鶴巻古墳は見ずに大鶴巻古墳に集中してきました。
と古墳の大きさは違えど設計図は同じと考えられています。そういえば前来た時も、ランニング途中で走りながら3つの古墳を通り過ぎただけで、古墳をしっかり見れていないのでした。。。
古墳全景を。
周囲に障害物がなく、古墳が映えます。
・・・墳丘の表面には埴輪片や葺石として用いられた川原石が認められます。主体物は明らかにされていませんが、竪穴系の埋葬施設があったと考えられ、墳丘・周堀りの形状や採集された埴輪の特徴から四世紀末から五世紀初頭にかけてつくられたことが推測されます。
古墳に登ってみると確かに葺石がたくさん見られました。埴輪片は滞在時間に限りあって見つけることはできませんでした。
周堀がでかいです。築造順としては、まず浅間山古墳、そして大鶴巻古墳、最後に小鶴巻古墳と徐々に規模が小さくなっていきます。この全体像は改めて考えてみたいと思います。