先日空撮動画をUPした太田天神山古墳について。
全長210m、東日本最大の前方後円墳である太田天神山古墳は、5世紀前半から中頃の築造と考えられています。210mを画角に収めようとすると結構多くまで離れることに!
天神山古墳の名前の由来は古墳にある神社に由来しているそうで、別名は男体山古墳と言います。すぐに近くに女体山古墳と言われる帆立貝式古墳があって、設計上同一の規格基準だということが分かっています。
男と女
前方後円墳と帆立貝式古墳
5世紀
このKeywordからは自分は西都原古墳群にある男沙穂塚古墳/女沙穂塚古墳を連想しました。
畿内から遠く離れた宮崎と群馬に、類似性が見られるのはすごく面白いです。
太田天神山古墳に話を戻すと、大きさも特質ながら石棺においても畿内の大王墓に見られる長持型石棺が使われていたということです。未調査なので詳細はわかりませんが、同型の石棺が同じく群馬県内のお富士山古墳の墳上に実物展示されているのでそちらでイメージすることができます。
ドローンにて真上から撮影した画像です。
盾状の周堀が広くて、県道がその中を通っているのが分かります。
っと書きながらいろいろ検索していたらスゴイ資料が。
https://www.pref.gunma.jp/contents/100181579.pdf
伊勢崎市の中学1年生のレポートです。自分が備忘で書くよりはるかにわかりやすくて、捉えておきたい内容が網羅されているのでご興味あればぜひ(笑)!