いつも手頃な新書ばかり購入し、ハードカバーは図書館としてますが、久しぶりに雄山閣の書籍購入しました。この手の本は高額でなかなか手を出しにくいんですけど、とにかく図面が豊富で主要な帆立貝式古墳の測量図と築造企画の検討がしっかり載っているので手元に置いとく価値あるなと。
著者の沼澤さんは調べてみると千葉県出身で、現在は現代科学産業科学館の副館長をされているということです。ちょっと話が外れますが、こちらの科学館は本当によく行きました。長男が小さかった頃から30回位は行ったような。
場所は千葉県の市川市にあって浦安からだと車ですごくアクセス良く休みで天気が悪い時のお出かけ一番手でした。
こんな感じでいろんな実験ができたり、
産業革命の歴史的な展示があったり。
ここの副館長さんをされているというだけで、勝手に身近に感じてしまいます(笑)。
中身の前にもう1つ気になる点があって表紙のデザイン。
これは隼人の盾の文様?なぜ隼人の文様を帆立貝式古墳の学術書の表紙に採用?どこかに言及されているのか読んでみないとわかりませんが、南九州と帆立貝式古墳は何等か関係があるということなのでしょうか?
実際最大の帆立貝式古墳である男沙穂塚古墳は西都原古墳群にありますから、隼人のエリアに近いかそのものだった可能性はあります。
表紙から愉しませてくれる書籍ですが中身は難解と思われるのでじっくり勉強しようと思います。なお沼澤さんは、”式”とか”形”は除いて、「帆立貝古墳」という呼称を提唱されていますが、このブログでは帆立貝式古墳と表現しています。