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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

R010にカメラ搭載

金沢ドローンズに参加させていただき実際にTinywhoopが飛ぶ様子を見てからドローンの操縦技術の方に興味が向いています。冬とコロナ禍で古墳空撮の遠征に行けないということもあるんですけど。

 

このブログは統一感無いネタになってきているので簡単にドローンについておさらいをすると、通常販売されているドローンはおもちゃ(トイドローン)であっても、空撮用の本格的なものであっても、高度維持機能がついています。これは手を放しても空中で機体を維持してくれるんですが、助かる機能である反面、操縦技術をレベルアップするには不必要な機能なんです。

ではこの機能の無いドローンを練習用に手に入れようとしても、そもそもそんな機種はほぼ販売されておらず、あるのはTinywhoopと呼ばれるレース用のドローンとなりこれを飛ばすには、発する電波からアマチュア無線4級以上の資格が必要と一気に敷居が高くなります。

この問題を解消するごくごく数少ないドローンが、R010でした。

R010

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昨年一時期だけ販売していた時期に複数台調達していたのがこちら。
価格は2,000円以下だったような。
この機体は、マルチプロトコルのプロポでもバインド可能なため、安価にTinywhoopの練習ができるので本当に助かる機体です。再販されたら追加購入したいくらいです。
ただし唯一残念な点が、カメラが無いためゴーグルを使ったFPVの練習ができないこと。これができれば、屋内練習としてはこれ以上の機体は無いと思える位なので、タイミングみてカメラ搭載を目論んでいました。

しかし実際カメラ搭載と言っても、小さな基盤に対して、カメラの配線をはんだ付けする作業が必要となります。

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画像下の赤〇部分にあるプラスとマイナスの間は1mm未満で、ここにはんだ付けする必要があります。

さらにはカメラ付けるとカメラからの電波の問題が出てくるので無線の増設申請(変更申請)が必要になります。これに必要なVTX系統図準備して、保証申請して、と事前の準備を考えると一気に面倒な作業となるので準備はしつつしばらく放置してありました。

3連休中少し時間があったので、この放置をやってしまおうと思った訳です。
前置きが長くなりましたが、カメラはPokeminiというドローン用のものを調達しました。キャノピーもついてきて加工しなくてもよさそうだったのが選択理由です。

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ただしまたまた面倒なことが発生。
カメラについている配線のコネクタが1.0mmサイズなのでした。
何が問題かというと、基盤に直接はんだ付けするなら、コネクタも切ってしまって直接で良いんですが後々カメラを取り外すこともあり得ると考えると、コネクタでつないでおきたいところ。しかし1.0mmというサイズのオスメスを持っておらず、一回り大きな1.25mmへ付け替えをしなければならないことになりました。
慣れないはんだ作業を終えて、何とか出来上がったのがこちら。

R010改カメラ付

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何とか完成しました。
ゴーグルにカメラからの映像も無事映ることが確認でき、家の中で飛ばしてみましたが、なかなかに飛ばしやすく屋内練習用として役立ちそうです。なお外でも飛ばしてみましたが、ブラシモーターだと外ではちょっと苦しい感じでした。
家の中を部屋から部屋へグルグル動き回る練習に精を出します(笑)。