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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

光る君へ

先週で最終回となり再放送に入ってるんですかね。大河ドラマは鎌倉殿から1年ぶりにしっかりすべて観ましたし、欠かせないルーティンとなりました。
大河ドラマでは、戦乱ネタがないと視聴率は稼げないようで、今回もこの指標では良い結果は出てないようです。ただし個人的には、あっという間の最終回でした。

最終回はスピーディで、吉高さんが険しい顔をして、時代が変わる予見が暗示されていました。頼通の時代には武士の力が蓄積されていて、それを吉高さんの表情で表現したって感じですかね。
平忠常の乱をイメージさせて最終回のラストとなりました。

光る君へで印象的なシーンはいくつもあるんですが、鳥籠。

最終回でも鳥籠が登場しました。

鳥籠は、源氏物語では若紫が「すずめの子を犬君が逃がし・・・」と登場する重要なアイテム。ドラマの序盤での、紫式部道長との出会いで、このシーンが登場します。そして源氏物語を書いたことへの道長からの感謝の扇子のモチーフがこのシーンとなっていまし。。それくらい大変重要なのが鳥籠なんですが、最終回に登場してるんですねぇ。

最終回では、すすめがいない鳥籠が、落ちて壊れるんです。

これは何を意味しているのか???

流れ的には、ドラマ内では言葉が出てこなかった末法思想へ向かう段階にあり平安末期、道長までは良かったけれど頼通からは摂関政治が衰え院政へと向かうという演出の中で武士が台頭していくことを暗示したんでしょうか。

いくつも源氏物語を連想させるシーンが散りばめられた中で、ぱっと思い浮かんだのが五節の舞でした。

そもそも吉高さんが美しいのが記憶にあるんですけど、このシーンは光源氏の気心の知れた部下?である藤原惟光の娘が五節の舞姫として踊り、その後、光源氏の嫡男である夕霧に見初められてその側室となるんです。夕霧の正妻は雲居の雁なので、ここで紫式部が五節の舞を踊るのかと、驚きながら観たシーンでした。

今日は日曜日、いつもなら8時から、光る君へを観てる時間なのですが、どう過ごせば良いでしょう(苦笑)。

これをいわゆるロスというのでしょうか。