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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

大仙陵古墳【仁徳天皇陵】/百舌鳥古墳群:大阪府堺市(2017.05.03)

百舌鳥古墳群のMAP画像は堺市博物館さんのHPからです。

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大仙陵古墳仁徳天皇陵)(前方後円墳/全長486m/時期:5世紀中頃)
これまで数えたことはありませんが、おそらく1,000基以上の古墳を見てきました。
ようやく規模第一の古墳を見ることになったので楽しみに向かいました。
しかし全長が486m、さらに多重の周濠に囲まれている規模というのはでかすぎますね。
駅に着くともう山のような古墳がどこからみても視界に入る大きさ!
一周できる周回路が整備されていますがその長さが2.8km!!
 
駅から最寄りでありながら、百舌鳥古墳群の主要古墳をすべて見たあと、最後に大仙陵古墳周辺を歩くことにしました。
 
・・・っとは言っても宮内庁管轄の天皇陵、中に入ることは当然できないし、これだけ巨大だと古墳の形すらそのからうかがい知ることもできません。
まずは正面。

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正面では複数人の非公式ガイド?のような人がいて、古墳の説明をしていました。
しかしこの古墳の説明が非常にあやしくて、聞かないようにしていても耳に入り参りました(苦笑)。
マニアックになる必要はないにしても一般的なのが良いだろうと。。。

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そして右みて左みて。

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正面にある大仙公園にあった大仙陵古墳と陪塚を彫った石板。

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陪塚の数は、10基以上あったと言われていますが、実際はどれだけあったのかは正確には分かっていません。
陪塚に関しての堺市博物館さんに質問させていただいた記事はこちら
 
その後は公園内の古墳を見たり博物館見学をしたりしたのですが、大仙陵古墳の周辺写真を先に。
ランニングの準備をしていれば2.8kmの周回でもよかったんですが、時間の関係と、ここに至るまでかなり歩いてきたので左側だけを歩くことにしました。
以下古墳正面左を散策したPHOTO。

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まあ古墳を見ているというより、淡路島に釣りに来たような気になる大きな周濠です。

 
ちなみに大仙陵古墳は、上石津ミサンザイ古墳(履中天皇陵)よりもあとに築造されたことが判明しているそうです。
在位の順番としては、仁徳→履中です。
では大仙陵古墳仁徳天皇陵ではないということでしょうか?
このテーマは、世界遺産登録されたりするとより難しくなりそうです。
 
本当に大きな古墳でした。
ただし立ち入り禁止の古墳を観光の目玉として維持していくためには、どう魅力的に再訪したくなるようにするか?が地元の課題のように思いました。
マニア的には関係ないのですが観光問題はなかなか難問です。