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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

金沢マラソン2017反省(回顧)

金沢マラソン走ってきました。
台風22号の影響もあり天候はあいにくの雨。
風はそんなになかったのですが、雨は断続的に降っている状態。
雨確実のフルマラソンは初めてなので準備をしっかりして臨みました。
振り返られるように長文だけど備忘を。

まずタイムは、3時間39分47秒(NET)とPB更新を果たせました!
これまで3時間50分台で足踏みが長かったですが走った距離は裏切りませんでした!!

ペース配分もほぼシミュレーション通りで走ることができました。
最後はバテてしまいましたが、バテ方もデータを振り返ると課題が見えてくるように思えました。

●序盤 START~10km

今回はCブロックでこのブロックのランナーは3時間30分から45分という走力な感じでした。
足元には、ターサージールのランナーが本当に多かったです。
ちなみにスカイセンサーグライド4は1人も見ませんでした(人気ないのかな?)。
今回失敗したのは整列に早く並び過ぎたこと。
待機場所も雨で居場所がなくて、早めに並んだら1時間もじっとしていたので身体が冷え込みました。
さらに秘密兵器のカツサプはSTART前30分以内に飲まないといけないそうで、アクエリアスに溶かして持ちながら整列してました。
さらに失敗が溶かす量を間違えて大量のカツサプドリンクを作ってしまったこと(苦笑)!
これを寒い中で飲み干さないといけないことで、尿意が走る前に来てしまって。。。
結局は我慢できずに9km地点でトイレに駆け込んでしまいました。
さらに選んだトイレの場所が悪くてレースに復帰するのに逆戻りをしないといけないということでタイムロスが1分ちょっと。
レースでトイレは初体験となりました。
その他は、ペース、心拍数予定通りにこれたかなという感じです。

●11km~20km

今回気を付けていたことが心拍数。
235Jに時計を変更したので心拍数をしっかりコントロールに使ってみたいというのがありました。
ちなみに自分の場合は最大心拍数が187、安静心拍数が45であり、フルマラソンを完走できる強度を80%とすると、
カルボーネン法の計算式では(187-45)×0.8+45=159 となります。
よって目安として、心拍数が160を見ないようにレースを進めました。
トイレに行ってリズムが良くなったのか、5km/分で楽に走れてた感じがあります。
ピッチに関しては、181を下限とする意識を持ってました。
っと言っても気にするとフォームが硬くなるので、腹筋を伸ばして楽に脚が動く感じをイメージして。

●21km~30km

この区間も淡々と走っていた感覚です。
できれば30km到達を気にしない位の淡々さで行きたいと思っていたのですが、後半の失速の予兆は25~27kmあたりで出てくるものなので心拍数チェックで、冷静さを保って力まないように意識しました。
これが実は力んでいるのかもしれませんが(苦笑)、データを振り返ると超えちゃいけない160に到達してしまっています。
この辺は、ここでセーブして、5分5秒/kmから5分15秒/kmで良いくらいに割り切る方がトータルの結果が良いのかはわかりません。

●31km~40km

27kmから心拍数が160を超えてしまいそのまま、8kmその状態が続いています。
結果34km地点から失速しました。
この失速より後半に160超えて自分が走れる距離は10km未満なのかなと今回振り返っています。
34kmからの失速は、心肺が辛い訳じゃなく、脚が重い訳でもなく、前に脚を出す際の股関節が痛く動かせなくなったのが原因でした。
ここから、ピッチが落ちてますが、ストライドも小さくなってしまっているのでタイムは伸びませんね。。。
ただこの状況でも、サブ4ペースより落ちなかったのは自信にはなるかなと思ってます。
ここで6分/kmより落ちるとガタガタと崩れてしまうので、何とかぎりぎり粘れたと言えるかなと。
ペースが落ちると心拍数は150台に戻ってきたのですが、160超で走り続けたダメージは、落しても急には回復できないようです。

●41km~FINISH

最後は危ない場面がありました。
41kmを超えてあと1kmというところで、右脚ハムストリングスにピクピクと痙攣の前兆が。
カツサプはSTART前に投入済、さらに痙攣防止のツラレスは実は30km辺りで本当に軽い予兆があった段階で投入済。
残りは、これまでの実績アイテムのメダリストをこの時点で投入!
これは成功でした!
やっぱりメダリストは自分には良く効きます(笑)。
そして痙攣の前兆があっても、無理をしないといけない理由がありました。
NETで3時間40分を切れるか否かのギリギリを走っていたのでセーブする訳にはいきません。
かなり際どい時間なのでとにかく脚を騙しながら前に運ばないと行けない自分。
LAPタイムは落ち込みから回復してきているのでとにかく最後まで必死に走り切りました。

3時間39分47秒(NET)。
走りこんで臨んだ秋初戦。
まずは勢いに乗ることができるレースでした。