第1古墳群のレポはこれで最後になります(長かった!)。
レポ3には第1古墳古墳群最大の46号墳が含まれますが、その前にはまだまだ古墳が立ちはだかります(笑)。
51号墳
51号墳は発掘調査が行われています。西都原古墳群は盗掘が基本行われていないのでどの古墳からも何等かの遺物が発見されるんですね。ちなみにこの古墳の発掘理由は西都原古墳群に最も多い円墳の代表としてということでした。
46号墳
この古墳が第1古墳群で最も大きな古墳となります。解説によると、全長83.6m。三段築成で葺石で覆われていたこと。4世紀末~5世紀初頭の築造と考えられること等々。
この古墳の面白いところは47号墳という陪塚にしては接近しすぎた"古墳"があることです。結果47号墳は古墳ではなかったことが調査で判明したとのことですが、46号墳の造り出しが通常みられる場所に存在したりと興味深いです。
葺石が積み上げられて手に取れる状態でした。
そして右に見えるのが47号墳です。
47号墳
こんな風に46号墳のくびれ部にちょこんと存在します。
202号墳(姫塚)
202号墳は他の古墳とは少し離れた位置にあります。他の古墳とは別扱いのような存在、築造年代が西都原古墳群の中で最後の時期で墳形が前方部が広がるので全長以上に存在感があります。全長は57.3mしかないのですが、それ以上の迫力です。年末なので草が枯れていて姫塚という言葉のイメージとはかけ離れた姿をしてました。
これで第1古墳群は終了。第2古墳群へと続きます(先は長い!)。