ショッキングなニュースが飛び込んで来ました。
種牡馬として活躍していたキングカメハメハが死亡したということ。
つい先日は、キンカメハより１年後輩のディープインパクトが死亡したニュースがありました。競馬ファンでない方々もディープインパクトは有名なのでニュースとしては大々的でしたが、まさかこんな聞きたくないニュースが続くとは。。。ブログ内では競馬話題してませんが、この２つの訃報は備忘しておかなければ。
キングカメハメハという馬
当時はサンデーサイレンス産駒が競馬界を席巻しておりとにかくサンデーの子か孫じゃないと勝てないような時代でした。そんな中にキングマンボの産駒として登場したのがキングカメハメハでした。ただキンカメの調教師である松国が考える強い馬というのはクラシック（皐月賞⇒日本ダービー）ではなく、NHKマイルカップ⇒日本ダービーという変則２冠を目指すものでした。実は自分自身は千葉中山に近いところに住みながらも、府中で勝てる馬こそが本当に強い馬だと思っていたところがあり、松国調教師の考え方には賛同していたところがありました。キンカメの先輩としてはタニノギムレットがいますが、ギムレットの馬券いただいており、日本ダービーでのキンカメへ注ぎ込む覚悟はできていました。
この年実は話題となったのは、北海道競馬のコスモバルク。バルクは皐月賞で惜しい２着からの日本ダービーというクラシック路線。キンカメとは初対決となります。自分の中では気温を重視していました。この年は本当に暑くて、特にダービーの日はとんでもない暑い日となったことを今でも記憶しています。自分の予想ではバルクは暑さにとにかく弱いというもの。当日見ていてもそこに確信がもて皐月賞２着馬を切る覚悟ができ、キンカメを含めた３連複１点買いで臨みました。実は後に名馬の仲間入りをするダイワメジャーが皐月賞を買ってのダービーで取捨で迷いました。結論としては距離適性で切った記憶があります。
これが当時の馬券で、
５･･･ハーツクライ
12･･･キングカメハメハ
17･･･ハイアーゲーム
馬券は出来る限り絞って買うのが自分のスタイルで、この時も３連複１点買い。
結果34.6倍を的中させることがキンカメのおかげでできました。その後期待した秋に故障し現役引退となった短い期間でしたが、馬券と共に強烈な想い出として残っています。
ディープインパクトについても
ディープは知名度があるので語るまでもありませんが、自分の人生の中でも大きな想い出があります。それはクラシック３冠最後のレース菊花賞。皐月賞をつまづきながらも勝ち、日本ダービーは本当に強い競馬で勝っての秋のレース。ディープの菊花賞の日に自分は結婚の申し出を行うために家内のご両親に挨拶をすることに。とは言いながらも午後からなので午前中に馬券を買って、ご両親の元へ向かったのです。午後１時過ぎに到着してざっくばらんな会話をしてという気楽な感じで場を過ごしていたのですが、お義父さんが何かと「ここにいると緊張するだろうから」等々もう帰って良いよというニュアンスのサインが。実はこのお義父さん競馬がとにかく大好きで、おそらく場体重出てからの最終予想の集中したかったのだと思います（笑）。
ということで緊張する場面の想い出がディープインパクトとつながって思い出されます。ちなみにこの時の馬券がこちら。
滅多に３連単は買わないのですが感度鋭く、
７ディープインパクト
６アドマイヤジャパン
４ローゼンクロイツ
11シックスセンス
14フサイチアウステル
結果 7⇒6⇒４ で70.9倍を的中。
お義父さんが当てられたかは確認していませんが、ディープにはこれ以外にも、有馬記念のディープが負けた時の３連単でもお世話になりこの時は３万馬券GET。
もしキンカメが故障引退しディープとの直接対決は実現しませんでしたが、両産駒の活躍、そしてなによりキンカメはサンデー系ではないため、配合の可能性が非常に大きかった点が惜しまれます。
