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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

傾斜量図による古墳の発見

一週間前に閾値走久しぶりに行ったんですが、先月の負荷が残っていたのか筋膜炎か軽い肉離れを起こしてしまい、ランオフが続いています。まあ目標とするレースが今年は無いので、特に焦ることもなくじっくり休んでます(苦笑)。

そんな中、考古学関連のニュースをチェックしていると面白いものが。

どうも新しい前方後円墳が発見された(時期としては2018年10月の話題で報告書が出るというニュース)というもので、それが国土地理院の傾斜量図という測量データを利用したものとのこと。

発見されたのは兵庫県相生市前方後円墳で、発見は倉敷埋蔵文化財センターの藤原さんという方。藤原さんはこれまでも傾斜量図から新しい古墳を何基も発見されている方らしいです。

今回新発見の古墳は甲崎古墳と命名されました。実際の図面を見てみると中心部何となくあるシルエットが、甲崎古墳なんですが、ここまでクローズアップされていてもこれと、分かるでしょうか?

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国土地理院傾斜量図の甲崎古墳

藤原さんは、正円に近いエリアを見つけ前方後円墳ではないか?と推測を立てたとのこと。ものすごい集中力と経験からの眼だと思います。藤原さんは今回話題とした甲崎古墳だけではなく、過去から計9基もの古墳を発見されているとのこと。こんな古墳の発見は誰でもできる環境が整っています(見つける高いスキルは必要ですが)。