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【奈良旅2022#05】大神神社で倭迹迹日百襲媛命のことを考える

箸墓とホケノ山を見たあとは、大神神社へ。

大神神社は、箸墓古墳から1kmちょっとのところにあります。箸墓の撮影亊にこだわった三輪山をご神体とする古い神社で、この辺りを散策する人は大概立ち寄れるのではないでしょうか。

例にもれず参拝してきました。

ほとんど人がいません。

拝殿もほぼ無人の中しっかりお参りさせていただきました。

箸墓古墳大神神社の関係をご存じない方のため簡単に記載します。

 

箸墓古墳の被葬者とされているのが倭迹迹日百襲媛命(やまとととひももそひめ)

モモソヒメは大物主神の妻で、大神神社に祭られているのが大物主神と言う関係性です。この二人の物語もなかなか切なくて、

大物主神はモモソヒメのところへ夜しかやってこないので真っ暗で姿を見たことがなかったんです。モモソヒメは姿が見たくて朝まで居てもらったら、なんと大物主神は蛇だったのです。これにびっくりしてしてしまい、姿を見られた大物主神は驚かれたことを恥じて三輪山へ戻ってしまいました。モモソヒメの方も後悔し錯乱し転んだ時に陰部を箸で突いて死んでしまいました。モモソヒメのために作られた古墳はなので箸墓古墳と言われるという結末。

なかなかにお互い切ないお話です。


っと、いろんなことを考えつつ、朝やっておきたいことはまずできたので次は、もう1つ空撮目標の桜井茶臼山古墳へ向かいました。つづく。