空撮動画がようやく編集できました。
先に地上墳活レポで刻んだこともあって二週間経過してしまいましたが、
突出部が分かりよいのではないかと思っています。
改めて七野墳墓群について。
ブログ見られている方、いろいろだと思いますので改めて書くと、【古墳】というのは前方後円墳が築造されてからの墳墓を差し、それ以前も古墳のようなものはあるんですが、弥生墳丘墓と言って区別します。この最初の前方後円墳が箸墓古墳と言われています（一部その前に出現している纏向型前方後円墳を起点と唱える考え方もあります）。
紹介する七野墳墓群は、弥生時代の墳丘墓なので、七野古墳群ではなく、七野墳墓群と呼ばれます。そして群の中の２号墓が、出雲に見られる弥生時代の墓制である四隅突出型墳丘墓ということで大変貴重な遺跡と言えます。
近隣の四隅突出型墳丘墓として有名なのは富山県の杉谷四号墓です。他では福井県の小羽山30号墓、これらが北陸の四隅突出型墳丘墓の代名詞のような墳墓です。
今回空撮させていただいた七野墳墓群にある２号墓はこれらに匹敵しながらイマイチ露出が少なく話題になりません。
今回撮影にあたり、倶利伽羅不動寺の住職さんに申請し許可をいただきました。
敷地内から見上げたところに七野墳墓群はあります。
住職さん曰く、寺を普段でドローン撮影しているケースがあって困っているということ。ドローンを個人で飛ばす際の規制はますます厳しくなる傾向にありますが、法令順遵守は当然として、地権者とのしっかりしたコミュニケーションと、操縦技術の常日頃からの努力が必要だとつくづく感じました。
長くなりましたが、空撮動画です。
