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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

秋のマラソン中止が続く

今年のつくばマラソンの中止が決定しました。
表面的に納得はしつつも、どこかに残念感がある状態。
昨年が金沢マラソンでサブ3.5達成しその勢いでさらにPB更新と思って臨んだレースでしたが不甲斐ない結果に。なのでできることならもう一度走りに行きたいと思っていたレースですが仕方がありません。

また2年に一度開催されるアクアラインラソンも中止が決定。
こちらはおそらく今年は出ない予定かなと思いつつも、過去2度がいずれも苦い経験なので大好きな千葉のフルマラソンに克てない状態をいつかは何とかしたいと思っているレースでして、中止は残念な気持ちになるも仕方無しと思わざるを得ない状態です。

フルマラソンというのは何度走っても最後は涙腺が緩む自己表現の最たるものだという感覚です。この自己表現のためには当然ながら家族の協力も必要で、制約の中で協力をもらいながら最後は自分1人で、諦めるのも諦めないのも自己責任という極限を体験します。

だからこそ、不甲斐なくとも、渾身の力を出せたとしても涙腺が緩む訳ですが、その場自体が今年はどうなることか全くの不透明な状態です。

非常事態宣言下の中、残った4月の過ごし方で光明は見えてくるのか?
皆で踏ん張りどころですね。

・・・書きながら目に留まったのが光明。
光明と言えば光明子
奈良時代聖武天皇の皇后となる安宿媛の通称。
一般的には正倉院を作った人と言えば分かりよいでしょうか。
藤原不比等の娘で長屋王の変など激動の奈良時代を生きた女性です。
この当時、蔓延したのが天然痘
政権の中心にいた不比等の息子たちは次々に天然痘により没し、もしかすると不比等本人も死因は天然痘ではないかとも言われています。
現代のコロナウィルスと同じかそれ以上の惨状だったんでしょう。
光明子自身は感染することなく、臨時の病院としての「施薬院」、あとは今で言うと低所得者層への臨時給付にあたる施しのための「悲田院」を設置しました。
光明子立后に際しては、原則重視の長屋王の反対にあうなどしましたが、彼女自身が自身で判断して採られた政策は現在に通じるものがあります。

話が光明から脱線しました。。。
秋のマラソン中止が続きますが、年2レースは何とか走りたいものです。
あとは落ちついたら、奈良行って光明子の足跡巡りでもしようかな。
旅RUNで。