Slow Life Slow Fish

サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

水白鍋山古墳(石川県中能登町)の桜

去年の今頃こんな備忘をしてました。

茨城で良い桜の映像が撮れたのに、石川県に別名UFO古墳なる桜で覆われて古墳の撮影は遅かったという備忘。

 

中能登町にある水白鍋山古墳(2023年)

昨年は散ってから赴いたのでこのような写真でした。

今年はしっかり満開を撮ろうと1年前から決めていたんです。ただ震災の影響からどんな具合かが心配でしたけど、花が咲く前から確認して道路も集落もほぼダメージが無いようでしたので、撮影に行かせていただきました。

ちょっと瓦が落ちてブルーシートがかかっている家屋が見られましたけど。。。

 

ちなみに咲く前はこんな具合。2024年4月6日。

それが4月10日になると、こんな具合に。

5分咲きという具合でしょうか。種類が違うのか中心の桜がまだ咲いていませんでした。この段階でもまあキレイなんですけど、満開の撮影についに成功!

これが4月14日の状態。満開となりました。ようやく1年前の残念感から抜け出せました(笑)。

少し古墳の話をすると、円墳のように見えますが、墳長64mの帆立貝式古墳です。築造年代は、5世紀前半とされています。以前動画で能登前方後円墳と後方墳の築造状況を解説した際に作成した図がこちらになります。

この中のピンクの印が水白鍋山古墳です。地溝帯を間に置き対峙している関係性がよくわかると思います。この位置関係の中に帆立貝式古墳として築造されているということから、桜だけではなく、古墳としても非常に重要だということがわかりますかね!?

桜の話に戻ると、花は散り始めていないので、来週はまだ見頃と言ってよいのではないでしょうか?古墳に興味の無い方であっても、桜スポットとしておススメです。