続いて公園内の古墳をチェックしていきます。
●内堀M-1号墳(前方後円墳/規模:37m/時期:6世紀後半)
大室公園の駐車場近くにあって、子どもの遊び場となっている古墳がM-1号墳です。
この古墳は復元された時はキレイに古墳の形状が整っていたようですが、自由に上り下りできることでどんどんと削られてしまったようで、無残な姿となっていました。
形状は前方部が小さい帆立貝式古墳です。
駐車場側からみると大変無残な姿
反対側に回ると少しは復元時の面影があるでしょうか
●後二子古墳(前方後円墳/規模:85m/時期:6世紀後半)
M-1古墳のすぐ近くにあるのが大室古墳群のメイン古墳の1つである後二子古墳です。
古墳の姿がわかりやすく、小学校の社会科勉強にもよさそうな感じです。
自分的には全体的に整備されすぎて、どこまでが当時築造かがわかりづらく、もうちょっと雑多な方が良いですけど公園ですから仕方ないでしょう(笑)。
古墳の全体像が分かりやすいです
周堀のくぼみも分かりやすくなっています
ぐるっと回ると横穴式石室があります
石室の周りには出土品の状況を再現されていました
これは当時の様子が想像できてよかったです!
ただし石室内は残念ながら扉で羨道までしか入れないようになっています。
仕方がないので羨道からいつものお決まりの外に向けての写真を!
大室古墳群のメインの古墳は、
中二子古墳>前二子古墳>後二子古墳 という規模の順番となります。
後二子古墳を堪能したあとはいよいよ一番大きな中二子古墳へと向かいます。