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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

坐骨神経痛、椎間板ヘルニアに悩まれる方

ランナーの方で坐骨神経痛に悩んでおられる方がたまにいらっしゃいます。坐骨神経痛というのは痛みの出ている症状を表現しているので、原因としては椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断されたり、梨状筋症候群と診断される場合もあります。
これ本当に苦しくて、練習どころか日常生活にも支障をきたすことに悩まれる方もおられると思います。

自分自身、昨シーズンに50歳でサブ3.5を達成できましたが、その10年以上前には椎間板ヘルニアと診断され寝たきりでした。家内がバリアフリーのカタログを取り寄せているのを見ると本当に申し訳なく思ったものです。ただ現実として、一度に歩ける距離は10mが限度で背中を丸めてしゃがみこまないと筋肉が硬直して痛みに襲われてしまうのでした。

治療のために、通常医療から鍼治療、気功まで可能性があると施術を受けました。結果は多少軽減することはあっても歩けるには至らず、手術を受けるしか手立てはないのかなと半分諦めたものです。

その時に丁度巡り合ったのが加茂先生でした。加茂先生は石川県小松市で整形外科を開業している医師ですが、普通に整形外科ではなく、レントゲンやMRIと言った画像診断ありきではありません。先生のブログはこちら。

このブログはもう10年以上に渡り同じことが延々繰り返されています。

「痛みの原因は神経の圧迫ではない」と言われるんですね。もちろん他のリスクある疾病の可能性を消去した上でですが、一般に椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群、坐骨神経痛からの痛みをMPS(myofascial pain syndrome)=筋筋膜性疼痛症候群(きんきんまくせいとうつうしょうこうぐん)である確率が高いと言うのです。

言葉は難しいですが、私自身この治療に有効であるというトリガーポイント注射を受け寝たきりから一度で健常な状態になりました。翌週に念のためということで診断を受けましたがその時にはもう痛みはなく、お礼を言うために診断いただいたような状態。

当時はまだMPSという言葉は一般的ではなく同様の治療を受けるために全国から腰痛患者が痛みを手放そうと先生の元に集まっていました。

加茂先生の考え方も広まるようになり、今は終了していますが、MPS研究会として全国の医師、治療家により痛みの研究が行われ加茂先生の治療が受けられるようになりました。

もしランナーの方で痛みに悩まされている方がおられましたら、MPS研究会の考え方を受けた治療、施術を受けられることをオススメします。私はおかげで寝たきりから3.5ランナーになれました。