金沢の週末は雪と風。
薄っすらと雪があるので土曜は無理として日曜に走れるか否か。。。
今週は前半は、最小限の出張ということで県外に出かけてきました。
会食は当然ながらできないし、一人であっても外食をしないとなるとコンビニ食をホテルでという生活に。
日曜の夕方出て水曜の夜に戻って来たので、3泊4日のホテル生活でした。
そんな最終日は岐阜羽島にいました。
岐阜羽島駅に降りるのは初めてでしたが、周りは静かで新しそうな広い道路があって、人がコロナ禍もあり少ないのはすごく少ない印象でした。
とりあえずチェックインしてコンビニを探しながら走ってみることにしました。
(いつも出張にはシューズとウェアは携帯しているので)
地図で見ると近くに長良川。
ホテルから1km程で行けそうなので明日の朝RUN用の下見がてら夜道を軽く走ってきました。走ってる人誰もいません。。。
前日まで大阪にいた間に30km程走っていて1月前半走ってなかった状態からは結構走り癖が出てきて、走らないといられなくなってまして(笑)。
河川敷へ降りるルートチェックをして、途中でコンビニ見つけて、戻ってコンビニ食食べて、早め就寝。
そして朝。6時前に河川敷に到着。まだまだ足元暗くてライト持ってくればよかったなとちょっと後悔しながらも、アップしていると道が見えてきたのでゆっくりと走り出すことにしました。
長良川と言えば高橋尚子さん。千葉の佐倉にもQちゃんロードがありますが、長良川を走れるというのは一人で感慨深く、ゆっくりのつもりでスタートしたのに脚が元気でキロ5ペースを刻みました。長良川の河川敷を走れたのは良い記念になりました。
一旦7kmでキロ5ペースを終了。
その後はジョグして往復合わせて合計16kmの朝RUNでした。
他のランナーと出会うことなく走っている間に徐々に朝日が昇ってきて明るくなる時間は、走っているといろんなことを考えます。
この時は、なぜだか古文に出て来る「山の端」。
枕草子が頭に出てきてしまって、
「春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは」
と、対にして覚える「山ぎは」は春に出て来たけど、「山の端」は夏だったか、いつだったか?と折り返して下流へ向かう際に、徐々に明るくなってくる山を見ていると気になってしまったんです。
まあキロ5ジャスト位だと心肺も脚も心地よい具合なので、いろんな考え事が出来てしまうんですが、これは考えても分からないことだったのでGARMIN止めて確認。
ああ、山の端は秋でした。
「秋は、夕ぐれ。夕日のさして、山のはいと近うなりたるに」
確かに、昇るのは春なら、沈むのは秋。
「山ぎは」が春なら、「山の端」は秋だなと、長良川河川敷で一人で納得してたのでした。