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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

はなももマラソン1か月前30km走

もう残り一か月。

引っ越しなど環境変化あった中、練習量は何とかピーク時に近くなっています。トレーニングセンターを使えるのが天候不順でもなんとかなる点。トレッドミルは混んでいるので体育館周囲の屋内ランニングコースを会社の帰りに走っています。一周330mなので飽きてきますが10kmを気軽に走れるというのは助かります。
今の調子だと何とか250km位はいけそうな感じです。
先週に続いて今週も30km走ができました。今回はサブ4ペースで余裕を持ったペースで脚の残り具合を確認。

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ただ負荷をある程度かけておきたいので今日は白山山麓コースへ。

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さらにペットボトルを1kg分リュックに背負って走ってきました。心拍は上がり気味ですが体感としては530ペースだと余裕をもって走れたので30km超えて残り2kmをキロ5カットで走って終了。

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順調に仕上がってきています。

30kmペース走詳細分析

備忘ということで30km走の中身を確認しておきます。
昨年を超えたと言っても中身は本当に強くなっているのか?
条件としては
・場所:金沢犀川河川敷
・シューズ:スカイセンサーグライド4ですが1年前は25cm、今回は25.5cm
(現在スカイセンサーグライド4は25cmを2足、25.5cmを1足保有

●ピッチ

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ピッチは以前よりは高回転になっているのでこの結果は想定内。
2017年は平均184、今回は平均186と2ptUPしていました。平均186というのは自分としては上出来です。ただ今回スマホで安室さん聴きながら走っていたので、耳から入るリズムが良かったのかも。本番はガチで走るのでこの点がどうなるか。
あとは傾向として後半が下がってしまう点を本当は何とかしたいです。ストライドでペースを維持しようとしているので余計な筋肉を使っている点が残り12kmにどう影響するかが本番への不安材料です。

 

ストライド

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ストライドは2017年も今回も変わらず、平均1.11mでした。ただしグラフを見ると、最後の5km位は今回はリズムを保っているのに対して、2017年は無理やり脚を動かしている感があります。実際同じ30kmでも走り切った感があったかなと記憶しています。初めての2時間30分切りだったんで練習なのに気合を入れすぎていたかも。今回は淡々走れた感覚がありましたが、データ見ても同じでした。前半でストライド縮んでいるのは道が真っ暗で危なかったためだと思います。

 

●心拍数

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これはどう見ればよいかが難しいです。自分の場合は160を超えると残りペース維持が1時間とおおよそ実戦で結果が出ています。なのでいかに160以下で距離を踏めるかがペース維持には大事なのですが、今回のデータでは21kmで超えています。そうするとおそらくこのペースを維持できるのは残り12kmとなり33kmで脚が止まる可能性があるなと。ちなみに昨シーズンのデータでは22kmで急激に160超えてますが、これはタイム狙えそうなので気合入れすぎたんだろうと(笑)。
まあ、本番は450というペース維持は厳しいと判断すればよいのか、突っ込むだけ突っ込めば良いのか、この辺は悩むところです。

フルマラソンは難しい!

30kmPB更新!

奈良では小山田古墳の現地説明会が開催。残念ながら参加できない替わりといってはなんですが、30km走をしてきました。本番はなももマラソンまで5週間。この時期に回復度合いを見ておきたいし、丁度雨も降らないということで金沢犀川でチャレンジしてきました。
フルマラソンでサブ3.5(3時間30分以内)を狙うには、30kmを2時間30分切って走れる走力が必要と言われています。このトライを今シーズン秋にはできていません。
つくばマラソン前には、腸脛靭帯or大腿筋膜張筋を損傷。
ダメージは大きくつくばをDNSすることになりました。

そして年明けして回復後に荒川でチャレンジするも20kmで断念。

さらに昨シーズンの30kmベストに匹敵するタイムで走れるのか?
この時は2時間27分40秒と、サブ3.5の資格があるタイムで走破!

まずは30kmをしっかり走り切ることと、できれば30kmPB更新を狙って金沢犀川河川敷を真っ暗な早朝から走りました。もう脚に不安はないので、リズムを大事に、そしてここで失敗してもまだ5週間前でリベンジの機会は十分あると気楽な気持ちで一人脚を進めました。結果は

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上出来で、2分以上短縮したPB更新という結果でした。450平均で走れたということ、また何よりLAPすべてをキロ5を切ったというのも本番に向けて自信になります。

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最後もある程度余裕をもって走り終えられたので本番に向けて、もう少し減量すれば、タイムを若干落として455ならフルまであと12km走り切れるのではないだろうかと。

これで追い込む30km走は終りにして、2週間後目途で、もう少しロングを走るトレーニングを今回はまぜて、距離への耐性を強めたいと思います。スピード耐性は結構ついたんじゃないかなと。

小山田古墳が飛鳥時代最大の方墳と判明

とんでもないニュースが流れて来ました。
小山田古墳は4年前に、学校構内から発見された巨大遺跡でニュースを聞きつけ当時出張中の身でしたがさらに、奈良まで移動して現地説明会に参加した想い入れある古墳です。

当時は本当に古墳なのか?という疑問もありましたがその後の調査で古墳であることが確定し、さらに最大70mの方墳であるというところまで解明されていました。今回のニュースはこの古墳の詳細がさらに明らかになり、2月3日に現地説明会が開催されるというものです。
実は昨日まで大阪にいたので、もう少し早くニュースをキャッチできていればそのまま関西に滞在し、説明会に参加できてたのにお思うと残念でなりません。


ともかく今回の報告の概要を日経新聞さんから引用しすると、

小山田古墳で、墳丘西辺の裾部分や盛り土が見つかり、県立橿原考古学研究所が31日、発表した。南辺が80メートルを超える可能性があり、飛鳥時

代最大の方墳であることが確実になったという。研究所によると、小山田古墳ではこれまでの調査で、1辺70メートル程度とされていた。今回の調査で・・・東西幅が約80メートルに及ぶことが判明した。・・・また・・・石積みは古墳築造後、数十年ほどで壊されていたことも分かった。短期間で古墳の機能が終わっていたとみられる。・・・同時代の竜角寺岩屋古墳(千葉県栄町、約78メートル)などと並び、日本最大級の方墳と考えられていた。小山田古墳の被葬者を巡っては、舒明天皇の初葬墓とみる専門家がいる一方で、蘇我蝦夷が埋葬されているという指摘もあり、議論が続いている。

 う~ん、見たかった。
ここで規模で比較される千葉の岩屋古墳をチェックした時はそのピラミッドのようなボリュームに圧倒されましたけど、それより大きいとは。さらにその後破壊されていることまで分かっているとなると、被葬者は限られます。舒明天皇蘇我蝦夷か。
もし蝦夷とすると、入鹿の墓が近くにあるはずで、さらに同じく破壊されているでしょうからこれが発見されたら、本当に大発見で、被葬者確定でしょうか。
舒明天皇の初葬墓というのは立地からは、可能性は低いかなと。
この辺りは専門家の中でも意見は分かれているようです。

なお当初、蘇我稲目説も一部出ていましたが、今では完全に消えているのか今回のニュースでは話題にもなっていません。
これはおそらく、小山田古墳の解明の間に、近くの都塚古墳の解明が進んだことが影響しているのだろうとも推測します。

これで明日香村の蘇我系の可能性のある古墳は、想像を膨らますなら
・都塚古墳(一辺推定42m)   ・・・蘇我稲目
石舞台古墳(一辺推定50m)  ・・・蘇我馬子
・小山田古墳(一辺推定80m)  ・・・蘇我蝦夷
・小山田古墳の隣に古墳あるはず?・・・蘇我入鹿の古墳!!

小山田古墳が発見された当初は近くの菖蒲池古墳が、入鹿の古墳ではないかと言われました。菖蒲池古墳は一辺30m規模で、当初の小山田古墳規模が50mと推定されていた段階だと規模感的に丁度よかったかもしれませんが、おそらく別に入鹿の古墳はあるように私には思えます。
仮説の理由としては、今回の小山田古墳が破壊されているということ。もしこの古墳が蝦夷の古墳であるとするなら、乙巳の変で自殺に追い込まれた蝦夷と殺された入鹿の墓は、一緒に破壊されなければならないため。ちなみにこの二人の古墳は、生前から築造されていて、蝦夷の墓を大陵、入鹿の墓を小陵と呼んでいた記録があります。つまり入鹿の古墳の方が少し小さいことが想定されます。

一辺80mの小山田古墳よりちょっと小ぶりとするなら、30mということはなく、6~70mはあったのでは?それは破壊され地中に一部が残るのみ?そんな感じなのかもしれません。

想像は膨らむばかりですが、現地説明会に参加できないことが何よりも残念です。その後も可能性発掘が続くことを期待します。

2019年1月の走行距離

202.1km
何とか200kmに到達できました。

昨年1月が218kmで前年比を超えたかったのですが最後届きませんでした。

もう少し行けそうだったけど土日を使えない週が2回くらいあったのでまとめて距離を稼ぐことができませんでした。

ただ中身が結構充実していてキロ5を切ったラップが数えると49回ありました。
これは結構追い込めているかなと。
このペースを巡航速度にした練習が普通にこなせれば良いのですがなかなか。。。

生活が変わった点は屋内練習をできる環境を整えることで天候不順にも対応できそうなので一安心。
とはいえ出来るだけ外で走りたいものですが。
2月ははなももに向けて30km走をしておきたいですがやれるのは土日で雪が積もってない時となり、なかなか難しいです。
とにかく天気予報に練習を合わせることが大事なようです。

ランニング環境の状況

拠点を金沢に移してから2週間、なかなか落ちつかない日々が続きますが、月末という月間走行距離の締め切りは刻々と近づいてきます(苦笑)。雪国金沢は天候不順で朝走るというのがなかなか計画できません。天気予報で、雪か雨というのに実は朝は走れていたり、走ろうと思って早起きしたら雨降ってたりで予定通りになかなか行きませんでした。さらに拠点を移したと言っても東京へ出張が2回。
結構濃かったのでまだ2週間かというのが実感です。

今現在の走行距離が約180km。
まあまあな感じなのですが、このまま行けば普通に到達できる200km超えが金沢だとなかなか難しいかもという状態。
ロードは雪がビチャビチャしていて足元が悪いし、負荷をかけた練習がこのままだと厳しいかなと。

っということでトレッドミルで走って追い込むことにしました。
金沢には、いしかわ総合スポーツセンターというのがあり、ここに結構な台数のトレッドミルが配置されています。会社の帰り道でもあり冬の間はここにお世話になることにしました。門前仲町の時は江東区のスポーツセンターを利用していてその時は4時間400円。金沢は2時間410円と比較すると結構高いですがそれでも、フィットネスジム会員になるのに比べると破格。月に10回行っても4100円なら、1月2月だけ練習のメインをこちらに移して春を待つことにしました。
実際行ってみるとマシンは10数台あり十分な台数です。
ただし集まる人も多くて、すぐには使うことはできませんでした。
しばらく別のマシンで脚を酷使しつつ空きを待ってからラン開始。
時間のピークが19時半~20時過ぎなのか、以降は空いたマシンがあって苦労せず走ることができました。ルールが30分で交代なところは江東区と同じでした。

トレッドミルでのランが脚の強化につながるのかが少し半疑なところもあるのですが、外が使えない場合は積極的に仕事帰りランというリズムになりそうです。

ティラノクロミス ニグリヴェンター

Tyrannochromis nigriventer
ティラノクロミス属の中で最も一般的な種と言えますが、しかしその奥深さは底知れず、体型から体表斑紋形状まで実に様々で、複数匹の飼育では把握したとはとても言えません。本種のヴァリエーションを愉しむだけでも何年にも渡って充実したシクリッドライフを送ることができる時代がありました。
本種は、Ty属の中でもっとも発色が容易でした。Ty.マクロストマなどが煮え切らない状態が続くのに比較して、雌雄の判別は付きやすく、ある程度のサイズになれば、混泳水槽内でも発色して主張し出します。とはいうものの、他魚に執拗なちょっかいを出す訳でもないので、飼いやすいです。また、市場に流通している個体数も一番多いため、シクリッドを扱っているショップであれば入手も容易でしょう。


●繁殖について
本種のブリードは比較的簡単と思います。成熟が他のTy属に比べてに早い傾向があり雌雄を揃えやすいことや、性格が見た目と比較して温和なところが理由と思われます。私自身、何度か食卵に悩まされましたが60匹程採ることができました。ただし注意したいのは、前述したようにヴァリエーションの豊富さから、同じロットでの入荷でないと同種ながらハイブリッドになってしまう点です。本種の場合は、採取地域を合わせてこそ、ブリードが楽しめると思います。

●細いシルエットな個体(同一個体で3枚)
一般的にはもう少しゴツい感じで模様もまだらになります。この個体は成熟後は腹部が黄色くなる面白い個体でした。


●Ty.マクロストマとの混同

ヴァリエーションの豊富さから、同属のTy.マクロストマと混同するケース(Ty.ニグリヴェンターであるのにTy.マクロストマとされている)がありますので下記に混同されるタイプを掲載します。

このタイプはまらだ模様よりは縦ライン(PHOTOとしては横に見える背骨に沿ったライン)が目立ち、Ty.ニグリヴェンターではなく、Ty.マクロストマとして流通しているでしょう。


●Ty.ニグリヴェンター南部型について
正式には、Ty.ニグリヴェンターの地域変異として南部型(=southern)が認識されている訳ではありません。しかし明らかに傾向が違うタイプが存在しますので、趣味の世界を追求する上で区別されていました。ただ現在は個体の入荷自体が無いため無意味になっていますかね。このタイプの入手は非常に困難で、湖南部から採集しなければならないので、グラント便でしかほぼ入手はできません。さらにその場合の入荷名は、'Ty.マクリケプス_産地名'という表記が多く、最初は混乱します。
ちなみにグラント便というのは2018年に千原兄が訪問した番組登場のファームからの入荷便のことです。

特徴としてはTy.ニグリヴェンターの中でもっとも顔つきが滑らかな印象です。個体差がありますから傾向の域を出ませんが、斑紋状のタイプがもっともゴツゴツとした顔つきで、ライン状になるに従いノーズがシャープに、そしてsouthernでは非常に優しい顔つきになるようです。
ただし実際の入荷したばかりの仕分前状態では、それもどこまでがTy.マクロストマでどこからがsouthernか見紛うくらい特徴を少しずつ含んだ個体が見られます。この状況を見ると自然下でのハイブリッドの結果が、southernではないかと推測します。グラント便ではこのように識別できない群を指してTy.マクリケプスと総称していたようです。

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この2カットがsouthernです。まらだ模様よりは2本の縦ラインが太く明瞭で、若魚段階では縦ライン下腹部が腹黒となります。発色段階では腹部は黄色く発色しました。

最後に今回登場の個体が揃ったカットを。

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・前・・・Ty.ニグリヴェンター
・間・・・Ty.ニグリヴェンターサウザン
・奥・・・Ty.ニグリヴェンター
大型アフリカンシクリッドを飼育すると多くの人がハマってしまう、Ty.ニグリヴェンター。書き出すと尽きませんのでこの辺で。