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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

ノーベル賞あれこれ

少し前の話題ですが吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞されました。
吉野さんの紹介の際に化学が出てくるのはもちろんとして、何かと考古学研究会の話題が出てきたのは印象に残りました。奥様との出会いのきっかけにもなったので話題になりやすかったのでしょうけど、考古学との距離感がすごく共感できるコメントでした。
(もしろんノーベル賞の大学者に共感なんておこがましすぎるわけですけど(汗))。

どうせ専門で最先端をやるなら、逆に一番古いことをやりたいと思った。考古学の発掘調査には手法がある。素人は全体像が分からないままむちゃに掘って、結果的に全部遺跡を壊してしまう。だから、まずは色んな溝を掘る。中に何もないことを確認していくと、何となく全体像が見えてくる。そこからがスタート。その手法はまさに研究開発と一緒だ。

こうおっしゃられたとのこと。自分自身も考古学は本業ではなく経済学部に所属して考古学研究会に入りました(京大ではないけど)。今もずっと考古学から離れられないその理由の1つを先生は、お答えされているという共感。
研究開発と一緒。
自分にとってはアフリカンシクリッドも同様な存在で、考古学とアフリカの熱帯魚という違いはあれど研究視点では同じで、使う知識が違うだけで考え方には共有なものがあるという感覚です。
考古学研究会は、考古学サークルなので専門の研究室とは別物ですけど視点からするとこの存在の面白さを改めて再認識させてくれた吉野さんのコメントでした。

 

もう1つ、ノーベル賞話題が。
なんとips細胞の山中伸弥さんが金沢マラソン出走されるとのこと!
山中さんは、今56歳ながら積極的にフルマラソンを走っておられ、今年の京都マラソンで3時間24分42秒(NET3時間24分41秒)とPB更新されています。
コースとしては決して楽ではない京都でPB更新される体力と精神力。
今年の目標は3時間30分を切ることでしたが、なかなか無い機会なので山中さんを超えることを目標設定できるか、当日まであと一週間考えてみます。
金沢マラソン走って、次のつくばマラソンを本命として考えていましたが、金沢を走る意欲が一気に高まってきました!