先月11月2日にアメリカザリガニを覗いた外来ザリガニ全種が特定外来生物指定され規制下に入りました。要点は、
●現在飼育している場合は登録申請(2021年5月1日まで)
●以降繁殖は禁止
です。
大きな流れでは、元々オーストラリア産のザリガニは飼育が禁止されていました。このザリガニたちは本当に魅力的で、私自身レッドクロー以外は飼育経験あり、内ヤビーに関しては繁殖に成功して血統の追求とかハマったものでした。
当時は千葉佐倉の粉川さんという方が業界リーダーとしてザリガニ道を推進されていて、SNSは盛り上がっていた良い時代でした。グループの集大成として『世界のザリガニ』を出版された時は、即購入しました。
レッドクロー、ヤビー、クーナック、そしてブルーマロンといったオーストラリア産のザリガニ(Cherax属)の飼育ができなくなったことで、アメリカ大陸のザリガニが脚光を浴びることになります。
ブログ内過去記事でいうと、こういうタイプ。
あとはスパニッシュロブスターと言われるヨーロッパのザリガニ。これは価格が数万するので購入するマニアが限られ根付かなかったようです。
今回の指定は、対象外になっていたザリガニがアメリカザリガニを覗いてすべて対象になったというもの。さすがにアメリカザリガニはもう完全に根付いてしまってどうしようもないので対象にしても対策できないということでしょう。
アメリカザリガニと近い種としては、フロリダハマーとかフロリダーブルーと呼ばれる種(今回で規制)がいるんですが、まだネット上は業者はさすがに販売中止してますが一般の方々がヤフオクに出してたりするので広い告知が大事ですね。