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サブ3.5ランナーのマラソン記録、古墳を楽しもCHANNEL!で伝えきれないこと

2022年トライしたいこと

毎年はじめに抱負を書いているのですが一体実現できてるのか暇つぶし兼ねて改めて確認してみました。

2021年

天理市にある東殿塚古墳への仮説と抱負を書いてました。実際行けてませんが一応東殿塚古墳のドローン空撮の可否確認は終わっているので1年遅れで訪問できればと思います。当時は空撮とは思ってなかったんですけど。

 

2020年

ここでは古墳時代前期の前方後方墳MAPを完成させたいと言っていました。作りかけているのですが全く完成してません。。。ただ前方後方墳のウェイトは依然強くて昨年末栃木県の上・下侍塚古墳を訪問してきましたがこちらも前方後方墳だったように、墳活のTargetは前方後方墳だったりします。

 

2019年

この時はものすごく漠然と「倭」と「日本」について考えたいと言ってました。これは今のところ無理。とても難問で手に負えないと再認識。

 

2018年

これは達成済ですが、それでも撥型の前方後円墳と柄鏡式の前方後円墳の整理の仮説すら見えて来ていません。ただ撥型の前方後方墳として京都府向日市の元稲荷古墳に2021年に訪問(ブログ未記載)したりと感心は依然と強くて追求は継続しています。

ということで古墳に限定して4年分の抱負を振り返ってみましたけど、半分位できているという状態でしょうか。毎年大きく変化している訳ではなく、何かと前方後方墳の露出が多めですけど。

踏まえての今年はというと、前方後方墳のMAPがなかなかに難易度高くて知りたいことを前進させられていなかったのですが、アプローチとしてもしかしたら「国造」からの整理が面白いのではないかと考えています。

前方後方墳の全国MAPであれば検索すれば目立つところは出て来ます。知りたいのは前方後方墳はどんな変遷を辿ったか?ここに「国造」というファクターを入れると、前方後方墳であるべき理由と、前方後円墳であるべき理由を見出せるのではないか?この研究が今のところ無いようなので、トライしてみようかと。

アプローチとしては手順は簡単で、国造の一覧は『先代旧事本紀』の国造本紀等で基本的な一覧表作成は可能であり、これができたらあとはエリア単位での前方後方墳をプロットしつつ、相対する前方後円墳を並べていくような作業。

これが2020年にトライしたいと書いていた前方後方墳MAPのあり方ではないか?と。
歴史はこんな風に気長に愉しめるので面白いです。