今月は考古学ニュースが豊富でチェックが追いつきません（汗）。
ただどうしても備忘しておかないといけない話題が盛りだくさんで！
まず今度ぜひチェックに行かなければと思ったのが京都府向日市の五塚原古墳。
今回の発表は前方後円墳として箸墓古墳と似ているという点。
箸墓古墳は定型化後の最古の前方後円墳と言われていますが、
箸墓よりも遺物の状況から古い可能性があるということ！
箸墓古墳よりも古い！？
さらに近くにある日本最古の祭殿施設があった「中海道遺跡」との関係も考慮しなくてはいけないということ。
「んっ！、最古の祭殿施設のある遺跡！？」
恥ずかしながら知らないじゃないか（汗）。
いやぁ、奈良ばかりじゃなく京都に要チェックな遺跡があったなんて。
今回の発表の要点は以下。
・五塚原古墳は箸墓古墳の１／３の大きさだが側面構造が一致
・丘陵地利用ではなく墳丘を盛り土で築いている
・葺石が施されている
・祭祀に利用した土器や埴輪は出ていない
古墳のある場所はここ↓
全く今まで行ったことのないエリアでした。
奈良遠征だけじゃなく京都も来年は考えなくては。
ちなみにいつも秋に行っている奈良の古墳チェックの旅は、
今年はマラソンが控えていることと、３月のシンポジウム参加したために来年にすることにしました。
